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Air Navi AVIC-T1は、同社がKDDIと共同で開発したCDMA2000 1x対応のデータ通信モジュールをあらかじめ内蔵したカーナビ。地図情報や店舗情報など各種コンテンツをサーバーに蓄積しておき、最新情報に更新できる。地図フォーマットは、通信型ナビゲーションシステムの規格「iフォーマット」を採用し、CDMA2000 1xを使った高速通信が可能。同梱するホームキットを使って家でも利用できる。 同製品は、ルート検索をサーバー上で行ない、住所や電話番号などサーバーで更新された最新の検索データを利用できる。本体には、あらかじめ全国の地図データがプリインストールされており、ユーザーが自宅を登録した地点から周辺40km地域のサーバー情報が変更されると、変更部分のみ自動に更新される。なおルート検索をした際の目的地とルート沿いの地図も、同様に自動で更新される。 このほかオプションサービスとなるが、カーナビ本体に固有のメールアドレスが付与され、同製品同士や携帯電話、パソコンとのメール送受信が可能なサービス「ここです！メール」も提供される。同サービスでは、iモード向けに地図付きメールを送信して、特定の場所を教えることも可能。 価格は、８つのプランが用意されており、月額3980円でボーナス時に１万5000円を支払うプランや、月額利用料なしでボーナス１回払い20万7200円で３年間利用できるプランなどがある。なお４年目以降の基本サービス料は月額1980円。6.5インチワイド透過型液晶は、33万6960画素TFTアクティブマトリクス方式を採用。本体の大きさが186×117×43.1mmで、重さが690g。 なお同社では、２台目以降の車で同製品を本体のみ移動して利用できるように、通信ナビゲーション用載替キット「ND-T1」も11月中旬より提供する。こちらの価格は５万円。 ・ ニュースリリース http://www.pioneer.co.jp/press/release341-j.html ・ http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/0,,10495,00.html ・ インクリメントＰなど５社、通信ナビ規格「iフォーマット」発表 （津田 啓夢） 2002/09/17 20:13 | ||||||
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