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NTTドコモは、2002年度第1四半期のオペレーションデータを公表した。ARPU(1契約者あたりの月間平均収入)が、前期(2001年度第4四半期)よりも増加したものの、前年度の年間実績と比べれば低い数値となった。
同社の携帯自動車電話契約数は、2001年度の4078万3000契約から67万9000契約増加し、4146万2000契約となった。そのうちFOMAは11万4500契約と、前期より約2万5000契約伸びたが、同社が2002年度の予想として挙げている138万契約には厳しい現状となっている。また音声利用とiモード利用を含めた総合ARPUは8150円と、前期の8,020円からやや増加したものの、前年度の8480円からは大きく減少したままとなった。
APRUの内訳としては、iモード利用が前期1590円から1630円、音声利用が前期6430円から6520円と微増している。しかしFOMAのARPUは前期8430円から7800円と大幅な減少を示している。
一方のPHSでは、総発信時間のうち、データ通信が占めた時間は前期75.5%から76.2%と順調な増加になったほか、解約率も前期3.71%から3.27%へ減少し、データ通信端末としてニーズの高まりを実感できる数値となっている。
・ ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/ir/data/shihan_2002a.html
・ ドコモ月平均利用額、iモード利用倍増も音声利用減少幅が上回る
(関口 聖)
2002/08/02 16:15
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