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ドコモ月平均利用額、iモード利用倍増も音声利用減少幅が上回る

 NTTドコモが2001年度第4四半期のオペレーションデータを公表、ARPU(1契約者あたりの月間平均収入)が前期から大きく落ち込んでいることが明らかになった。

 最近の携帯電話市場では、新規契約者の増加が伸び悩むなか、通信事業者の視線はARPUの維持・増大に移ってきている。国内最大手のNTTドコモもその例外ではなく、2000年度の携帯電話の新規契約者の純増数は666万9000契約だったが、2001年度の純増数は475万7000人となっている。ARPUについては、2000年度は8650円だったが、2001年度平均では8480円に、さらに2001年度第4四半期だけを見れば8020円と大きく落ち込む結果となった。

 その内訳では、iモードARPUが880円から1540円に倍増したのに対し、音声ARPUが7770円から6940円へと、その増加分を上回る減少を見せた。2001年度第4四半期ではiモードARPUが1590円、音声ARPUが6430円と、さらにその傾向を強めている。なお、FOMAのARPUについては8750円で、PDC方式のARPUよりもやや高い値を示している。

 また、iモード関連サービスの利用比率では、公式サイトが30%から23%へ、一般サイトが31%から27%へとそれぞれ減少したのに対し、迷惑メールの影響もあってか、メールの利用が39%から50%へと増加する結果となった。

 一方、PHSについては、データ通信の利用率が高まっており、総発信時間に対するデータ通信比率は、2000年度の58.0%から2001年度には72.5%へと増加、さらに2001年度第4四半期には75.5%と、全体の3/4がデータ通信で占められていることになる。ARPUについては、2000年度が4200円、2001年度が3830円、2001年度第4四半期が3640円となっている。


・ ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/02/whatnew0508c.html


(湯野 康隆)
2002/05/08 17:34

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