同製品は、主に航空機やプラントなど、産業機器のメンテナンス作業者が身に付けることを想定したもの。展示されている製品は、島津製作所によるSVGA(800×600)ドット表示のヘッドマウントディスプレイと、握って使える光学式ポインティングデバイスを装備している。本体側は日立製でOSにはWindows CE 3.0を、CPUには日立製のSH-4 128MHzを搭載しており、USBポートやCFスロットも内蔵している。日立では同製品を「Wearable Internet Appliance」と称しており、P-in Comp@ctや携帯電話ケーブルを接続してインターネットに接続できるようになっている。