【GSMA Mobile World Congress 2009】
LGは「S-Class UI」と対応端末3機種をアピール
LG Electronicsは、3D表示を駆使した新感覚のユーザーインターフェイス「S-Class UI」と、それを搭載した新機種を「Mobile World Congress 2009」で発表した。同社の最上級ラインである「ENTERTAINMNET PHONES SERIES」の「ARENA KM900」と、OSにWindows Mobileを採用した「GM730」、そして透明なキーパッドなどが目を引くデザイン重視の「GD900」の3機種が、S-Class UIに対応する。プレスカンファレンスでは、同社のバイスプレジデントのチャン・マ氏らが、UIの魅力や製品ラインナップに関する説明を行い、会場には端末が用意された。
LG Electronicsでは、このほかにも多数の端末を展示していた。LTEに関しても積極的で、モデムを参考出展。デモでは2×2のMIMOで、下り32Mbps程度のスループットを出していた。投入時期は未定ながら、説明員は「オペレーター(キャリア)と歩調を合わせる。ドコモなどが2010年にLTEを商用化するので、その時期になるのではないか」と話す。ケータイ以外では、同日同社が発表したネットブックも展示されていた。