午前中に行われた基調講演では、マイクロソフトの代表執行役社長 樋口泰行氏が「マイクロソフトのモバイル戦略」と題して、スマートフォンを取り巻く現状や、Windows Mobileの魅力を語るとともに、今後の同社の新製品「System Center Mobile Manager 2008」のデモンストレーションを交えながら戦略を紹介した。
Windows Mobileの利点は、「生産性の向上」「セキュリティの確保」「マルチメディア対応」の3点であり、最新バージョンの「Windows Mobile 6.1」は操作性、生産性、管理機能が向上し、企業ユーザのニーズに完全対応しているという。
モバイルライフの進化
日本における携帯の進化
Windows Mobileの魅力
マイクロソフトにおける今後の展開
デモンストレーションを行ったマイクロソフトの越川氏
ここで同社 モバイルコミュニケーション本部 本部長の越川慎司氏が登壇し、「Windows Mobile端末を業務上で利用するうえで、カメラ機能を使わせたくない、特定のファイルを持ち出せないようにしたいというニーズが非常に多い」と語り、「System Center Mobile Device Manager 2008とWindows Mobile 6.1を組み合わせることで、PCと同レベルのセキュリティ管理が可能になる」と説明。端末のカメラ機能をサーバ側でオフにするデモンストレーションを行った。