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無線LANの先にあるものと位置づけられ、WiMAXなどと競合すると見られる「FLASH-OFDM」では、日本で行なわれたデモのバージョンより新しい「Rev.1」のデモを実施し、1.25MHz幅で実効値として下り4.6Mbpsを実現している。また、遅延の少なさをアピールする手段として、ストリーミング映像を2本同時に受信しながら家庭用ゲーム機のオンライン対戦が行なえる模様が披露されており、通信の遅延が20～30ms（ミリ秒）程度に抑えられている様子が確認できる。 FLASH-OFDMは、3GPP2で標準化を進めている「UMB」の基礎になる技術としており、2007年には再び日本でデモを実施する予定という。
同社のブースではほかにも、IPベースのテレビ電話のデモや、無線LANのVoIPと3Gの間で通話をシームレスにハンドオーバーできるデモ、トライアルを始めたという米スプリント向けの端末をつかったMediaFLOの受信デモが行なわれている。また、HSUPAではMSM7200シリーズのチップを使ったデモの様子が披露されており、アップリンクが最大1.5Mbpsの試験環境で1.37Mbps前後の上り転送速度を実現している様子がアピールされている。
■ ＵＲＬ クアルコム http://www.qualcomm.co.jp/ ITU TELECOM WORLD 2006 http://www.itu.int/WORLD2006/ ■ 関連記事 ・ 通信関連の国際イベント、香港で開催 （太田 亮三） 2006/12/07 11:55 | |||||||||||||||||
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