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今年5月には量産が開始されている同チップだが、3月の事業戦略説明会では、今夏以降の富士通、三菱電機、シャープ製FOMA端末での採用が明らかにされていた。NTTドコモでは今後、903iシリーズの発表を予定しており、そちらで採用される可能性がある。アプリケーションチップとしては、同社の「SH-Mobile 3AS」よりも少し上の性能とのこと。 他社の統合チップセットとの差違を尋ねたところ、担当者は「ドコモのサービスに対応するためには、それなりのアプリケーション処理能力が求められる」と述べていた。ワンセグやGPSにも対応できるという。なお、3日付けでサンプル出荷開始が案内された後継チップセット「SH-Mobile G2」は展示されていなかったが、SH-Mobile搭載端末によるワンセグ受信デモ、DVB-H再生デモ、ステアリング部などに制御チップが組み込まれた電動カートが披露されていた。
■ ＵＲＬ ルネサス テクノロジ http://japan.renesas.com/ CEATEC JAPAN 2006 http://www.ceatec.com/ ■ 関連記事 ・ 携帯業界の今後を占うイベント、幕張で開幕 ・ W-CDMA/GSM対応の携帯向け国産ワンチップ「SH-Mobile G2」 （関口 聖） 2006/10/04 15:48 | ||||||||||||
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