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今年4月に米国で開催された展示会「CTIA Wireless 2006」では、京セラ製のMediaFLO端末（試作機）が注目を集めた。「WIRELESS JAPAN 2006」の同社のブースでは、この試作機を使ってMediaFLOのデモンストレーションが行なわれた。 MediaFLOは、クアルコムが推進している携帯電話向けの放送サービスを実現する技術だ。米国では2006年内にもシステムが完成する予定となっている。国内では、未だ導入が決定されていないものの、KDDIとクアルコムや、ソフトバンクがMediaFLOに向けた企画会社を設立している。 「WIRELESS JAPAN 2006」の会場内では、クアルコムが試験的に放送を流しており、今回のデモはそれを受信したもの。詳細はクアルコムブースのレポートを参照いただきたい。 京セラの既存の携帯ラインナップを展示するものとなった今回のブースだが、W42K/A5512Kといったau端末のほかに、ウィルコムの「WX300K」の新色なども展示されていた。メタリックシルバーは7月28日、ネイビーブルーは8月3日に発売される予定。このほか、京ぽん2こと「WX310K」を使った音楽体験コーナーなども用意されていた。
■ ＵＲＬ 京セラ http://www.kyocera.co.jp/ ■ 関連記事 ・ 国内最大級の通信関連イベント ・ 京セラ、MediaFLO対応試作機などをデモ展示 ・ ソフトバンク、「MediaFLO」に関する企画会社設立 ・ KDDIとクアルコム、携帯向け放送「MediaFLO」企画会社設立 ・ BREWやMediaFLOなど、クアルコムのプライベートショー （津田 啓夢） 2006/07/19 17:54 | ||||||||||||||||||
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