| ||||||||||||||
uiOneは、携帯電話のメニュー画面などをカスタマイズできる技術。インターフェイスはBREWで設計される。今回発表された「uiOne SDK Version 1.2」は商用利用できる最初の開発ツール。UIの開発者は、BREW上での動作をパソコンで確認しながら開発できる。 uiOne技術を導入することで、携帯電話事業者はUIのカスタマイズ機能を端末に効率的に搭載できる。Brown氏は、その特徴としてカスタマイズ性とパーソナライズ化を挙げており、「小さな携帯電話事業者でも導入可能で、コンテンツに革新をもたらす」と語った。現在、O2、Sprint、Alltelなど5社が導入しているという。
従来、ユーザーが欲しいコンテンツに辿り着くためには、何度も階層を進んでダウンロードしなければならなかった。uiOneは、シングルクリックで目的の場所まで辿り着けるのが特徴で、メニュー画面自体がポータルのような役目を果たす。 また、携帯電話事業者は、端末に合わせてカスタマイズしたメニューを用意することで、「セグメント化したマーケットに端末を提供できる」という。Brown氏はこのほか、アクセス性が向上することで高価格なアプリへの導線となる点や、携帯電話事業者などがキャンペーンなど実施しやすくなる点を紹介していた。 なお、31日のランチタイムには、「BREW JAPAN Conference 2006」で講演を行なったQISのCarrier Relations Vice PresidentのArvin Chander氏が訪れており、uiOneの実際の端末での動作を確認できた。
■ ＵＲＬ BREW 2006 Conference（英文） http://brew.qualcomm.com/brew/brew_2006/ ニュースリリース（英文） http://www.qualcomm.com/press/releases/2006/060531_availability_uione_software.html ■ 関連記事 ・ BREWやMediaFLOなど、クアルコムのプライベートショー ・ クアルコム山田氏、「次世代BREWは携帯OSに」 （津田 啓夢） 2006/06/01 20:58 | ||||||||||||||
|
