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【CEATEC JAPAN 2005】
タイプB/C対応のIC携帯や「通学ケータイ」を展示するKDDIブース
KDDIのブース
KDDIのブースでは、タイプB、タイプCの両タイプに対応した非接触ICを内蔵する携帯電話のデモが行なわれている。展示された試作機はキー側ボディ背面に非接触ICを搭載し、特に操作をすることなく自動的に切替えが行なわれる仕組み。ブースではタイプB、タイプCの異なる種類のリーダーライターが用意され、特に操作することなくどちらのリーダーライターも利用できるデモが行なわれていた。
試作機はBREWに対応していない古い端末を使用していたが、実用化の際にはBREWに対応可能で、モジュールを実装した大きさも現在のFeliCa搭載携帯電話と変わらないサイズという。具体的な製品化時期は未定とのことだが、需要に応じて製品化を検討していくという。
タイプB/Cの両方に対応
電子チケットでの入場をイメージしたタイプBのリーダーライターにかざしたところ
こちらはタイプCをイメージしたリーダーライターで電子マネーのデモ。特に操作することなく両方を利用できた
また同ブースでは、GPS機能とBluetooth機能を利用した児童向けの位置確認システム「通学ケータイ」がデモ展示されている。10月より試験導入を開始している奈良県の帝塚山小学校のシステムを例に、パソコンから児童の位置を確認する際の画面などを見ることができた。
同システムは導入する学校によって採用形態は異なるものの、基本的に校舎内のBluetooth設備以外は保護者が費用を負担する仕組みとなっている。携帯電話端末も専用のBREWアプリをインストールされたものが用意されることになるが、専用アプリを削除すれば通常の端末として普通に利用できるという。また、修理なども通常のauショップで対応できるとのこと。
「通学ケータイ」の概要
位置検索の結果を表示した画面
Bluetooth機能搭載のW31Tが対応端末となる
このほか同ブースの法人向けソリューションのコーナーでは、「無線LANケータイ 内線ソリューション」というパネルが展示されている。現在は企画段階とのことで、具体的なビジネスモデルなども決定していないとのことだが、同社が無線LAN対応携帯電話を開発・販売をすればという仮定のもとで考えられた内容というのは興味深いといえるだろう。サービス内容は、無線LAN対応携帯電話で内線の代用をするというもので、既存の企業内のシステムを応用することや、BREWアプリで内線アプリに対応することなどが示されていた。
無線LAN携帯電話を利用したソリューション
内線アプリはBREWでサポートする
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URL
KDDI
http://www.kddi.com/
CEATEC JAPAN 2005
http://www.ceatec.com/
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(太田 亮三)
2005/10/05 16:21
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ケータイWatch編集部
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