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KDDIは、1台の携帯電話に2種類の非接触ICチップを内蔵し、用途に応じて自動的にどちらかへ切り替えられる機能を備えた携帯電話の試作機を開発した。 今回開発された試作機は、2種類の非接触ICチップを内蔵し、自動切替機能も備えたもの。内蔵されるチップは、住民基本台帳カードなどで利用されているTypeBと、FeliCaで利用されるTypeCと呼ばれるもの。試作機は、同社によれば、2003年に行なった実験「Kei-Credit（ケイクレジット）」で用いられた日立製端末がベースとなっているという。 同社では「現在、国内ではTypeCが普及しているが、今後TypeBが広がった場合、試作機に搭載した自動切替機能を備えていると、方式の違いを意識しないで利用できるようになる」と説明。今後、TypeB利用のクレジットカードや銀行のATMカードを携帯電話に実装できるかどうか検討していくとのことだが、商用化の時期など具体的な内容は何も決定していないという。 なお、10月4日から千葉県の幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2005」の同社ブース内で試作機が展示される。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.kddi.com/corporate/news_release/2005/0928c/ （関口 聖） 2005/09/28 14:45 | ||||||
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