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【CEATEC JAPAN 2005】
東芝、燃料電池やVGA液晶モジュールを紹介

東芝ブース
 東芝ブースでは、KDDIと共同開発中の燃料電池を使った携帯電話のみならず、燃料電池を採用したデジタル機器が数多く展示された。

 同社は、「A5509T」をベースに燃料電池を採用した携帯電話を開発している。ブースでは、2008年の実現を目指す小型化された携帯電話端末や、燃料電池を電力とした携帯電話向け充電器、ポータブル音楽プレーヤー、ヘッドセットを展示。こうした機器は共通の燃料電池カートリッジが採用されており、各端末へメタノールを注入して利用する。

 同社の燃料電池は100%に近い濃度のメタノールを使用するため、爆発する危険も考えられるが、カートリッジは100kgの加重に耐えられる設計となっており、注入口に指さない限りメタノールがこぼれることはないという。

 また、2.4インチ、480×640ドットの液晶モジュールも参考出品された。

 広視野角、高コントラストが特長の低温ポリシリコンTFTカラー液晶モジュールで、消費電力を上げずにVGAサイズのディスプレイサイズが実現するとしており、パソコンのWebサイトが閲覧できるフルブラウザや、地図情報、ビジネス文書の閲覧などで効果を発揮するとしている。ブースでは、QVGAサイズのディスプレイと比較して紹介されており、VGAサイズの方が一目でわかるほど高精細に感じられた。現在、参考出品の段階だが、同社では2006年を目処に製品化したい考えだ。

 携帯電話向けではこのほか、東芝メーカーサイトの新キャラクター「トウシバ犬」の紹介コーナーや、auやボーダフォン向け携帯電話のタッチ&トライコーナーなどが設置されていた。


燃料電池搭載携帯電話のコンセプトモデル 燃料電池対応の携帯電話充電器 こちらはヘッドセット

QVGAサイズの液晶 VGAサイズの液晶ディスプレイ。肉眼では精細さの違いがはっきりとわかった 低温ポリシリコンTFTカラー液晶モジュールの概要

「トウシバ犬」のプレゼント企画が行なわれていた A5517TとTT51 ボーダフォン向けの903T

外観は小型のnudio V602TのようなGSM端末も展示されていた 端末を開いたところ


URL
  東芝
  http://www.toshiba.co.jp/
  CEATEC JAPAN 2005
  http://www.ceatec.com/

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(津田 啓夢)
2005/10/04 19:17

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