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ブースでは、WiMAXの紹介として、IEEEが標準化を進めていることや、従来の無線LANよりも高速通信が可能で、広範囲で通信が可能なことが明示されていた。また、IEEE802.16eでは、モバイルIPフォンとして利用できることなども紹介。16e規格は、2005年9月に標準化するとアナウンスされていた。 また、WiMAXの卓上送受信機「EasyST」も展示されており、外部からWiMAXの電波を受けて、室内に無線LAN（IEEE802.11b/g）に変換する仕組みを説明していた。ユニークな形状をしたEasySTだが、基板は下部の土台部分に収められており、筒状の部分はほぼアンテナだという。提供方法は現在未定とのことだが、同社はWiMAXを当初、VNO事業者に提供するとしており、EasySTもVNO事業者から提供する見込みだ。ブースのスタッフによれば、価格は30,000～40,000円程度を想定しているという。 このほか、街頭や電柱などに設置し、WiMAXの電波を無線LANに変換して、周辺に無線LANスポットを構築する「ProST」なども展示されていた。ブースでは、13日の同社高取社長の基調講演と同様、WiMAXサービスのプレゼンテーションを積極的に行なっており、来場者の関心を集めていた。
■ ＵＲＬ YOZAN http://www.yozan.co.jp/ ■ 関連記事 ・ 国内最大級のモバイル関連イベント開幕 ・ YOZAN高取氏、年内サービスインを目指すWiMAXをアピール （津田 啓夢） 2005/07/14 18:09 | ||||||||||
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