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【 2009/06/26 】
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【ケータイ on Businessサミット】
ドコモブースは「M1000」を展示、星澤氏は「携帯のPC化」を語る
NTTドコモ常務取締役 法人営業本部長の星澤 秀郎氏
19日、東京・池袋サンシャインシティで携帯電話の法人展開に関する講演「ケータイ on Businessサミット」が開催された。NTTドコモ常務取締役 法人営業本部長の星澤 秀郎氏は、同社が展開する「PASSEGE DUPLE」や近日発売予定の「M1000」などを紹介した。
無線LAN機能を内蔵したNEC製「N900iL」は、法人向けに提供されているFOMA端末だ。ドコモでは、企業の内線電話との置き換えも視野にいれたソリューション「PASSAGE DUPLE」を提供している。
星澤氏は、「PHSでも“パッセージ”という名称で同様のサービスを提供してきたが、正直言って携帯とPHSの2つをやっていくのは苦しかった。PHSのほうが価格面では安くなるが、N900iLであれば、PHSよりも発展性がある。リリースした当初はなかなか上手く動作しなかった。無線LANと端末、サーバーの3つであっちへ行ったり、こっちへ行ったりとフィックスするまで泣かず飛ばず。結局、3月末ごろに全てが完了し、現在はうまく行っている」と語り、苦労を乗り越えて、法人向けサービスとして完成度を高めたと自信を見せた。
星澤氏は、ビジネスコンシューマーをメインターゲットにした「M1000」について、「これまでドコモでは法人向けの端末をあまり作ってこなかった。たとえばパソコンであればネットワークと連携して柔軟な利用が可能だが、M1000もパソコンを携帯電話化したと言えるもので、各企業のネットワークにあわせてシステムをカスタマイズできる」と指摘。
同氏は、通常の携帯電話によるソリューションは、“携帯電話に慣れたユーザー向け”として、アプリケーション開発の自由度が高い「M1000」のほうがよりビジネスシーンに役立つとの見解を示し、今後は「携帯のパソコン化、パソコンの携帯化」を目標の1つにするとした。
このほか同氏は、NTTドコモと三井住友フィナンシャルグループとの提携にも触れ、「ドコモがかねてより掲げている“携帯電話の生活インフラ化”を進めるためのもの。今回の提携はおサイフケータイの普及を促進するためだ」とその意義をあらためてアピールした。
PASSAGE DUPLEは、3月末ごろに安定しはじめたという
星澤氏はM1000の能力を強くアピール
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ブース内ではM1000の実機を展示
19日、20日の2日間、同時開催されているイベント「IPテレフォニー&ケータイソリューション2005」のドコモブースでは、「M1000」の実機が展示され、実際に操作できるようになっていた。
展示されていた「M1000」は、データ通信も可能となっており、ブラウジングやPIMツールが利用できる。また同コーナー内には、M1000用のアプリケーションを手軽に制作できるソア・システムズの開発キット「ル・クローン K-tai Developer for FOMA M1000」も展示。説明員は、「Visual Basic風で、GUIでアプリケーションを作れる。細かなパラメータ設定も可能」とアピールし、実際に新人社員が3日で作り上げたという名簿参照アプリなどをデモンストレーションしていた。
M1000
左側面
右側面
ディスプレイ上部
背面
スタイラスが付属する
メインメニュー
ソア・システムズの開発キット「ル・クローン K-tai Developer for FOMA M1000」
新入社員が3日で作ったという名簿アプリ
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URL
NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/
イベント概要
http://expo.nikkeibp.co.jp/iptel/mobile_business/
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ドコモ、ビジネスユーザー向けのモトローラ製FOMA「M1000」
(関口 聖)
2005/05/19 16:18
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