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【CTIA Wireless 2005】
ドコモ、海外邦人向けサービスを紹介
昨年10月に、AT&T Wirelessの株式をCingular Wirelessに売却し、米国市場での活動が停滞気味に見えるNTTドコモ。しかし、同社ブースでは、海外在住の日本人向け無線LANサービス「ナミキテル」を紹介するなど、各種サービス着々と進めており、その模様をアピールしていた。
14日、同社の米国法人であるNTT DoCoMo USAは、QWERTY配列のキーボードを備えたGSM端末「BlackBerry」で日本語のメールやスケジュールを閲覧できるよう、日本語化キットを2005年6月にオンライン販売すると発表。ブース内では、さっそく「BlackBerry」が展示され、デモンストレーションが披露されていた。本サービスは、「ナミキテル」ユーザー向けに提供されるとのことで、説明員によれば、「現在、ナミキテルは、月間契約と年間契約という2コースで提供しているが、BlackBerryの日本語化キット配布に向けて、従量課金プランの提供も検討している」という。
「BlackBerry」の全メニューが日本語化されるわけではなく、メールやスケジュールなど一部機能だけに限定される形になるが、「CTIA Wireless 2005」の会場内でも同端末を使う来場者が数多く見られるなど、米国市場では高い人気を得ており、現地の日本人ユーザーには嬉しいサービスとなりそうだ。
NTT DoCoMo USAが「BlackBerry」の販売を手掛けることはなく、米国の通信事業者から同端末を購入したユーザーが、「ナミキテル」の契約を行ない、その後、オンライン販売で日本語化キットを入手することになる予定。
ナミキテルユーザー向けに「BlackBerry」の日本語化ツールを提供する
米国ではビジネス層にも受け入れられているというGSM端末「BlackBerry」
デモ機では、メール本文を日本語で表示
海外からもイントラネットにアクセスできるというシステム
またブース内では、日本企業の海外駐在員向けサービスとして、NEC製のW-CDMA/GSM端末「N900iG」からiモードサービスを経由して、イントラネットへアクセスできるシステムを紹介。現時点では、まだデモンストレーションの段階とのことだが、メールや共有ファイル、スケジュールといったグループウェアに「N900iG」からアクセスできるようになっていた。
一般来場者向けではなく、業界関係者向けの展示として、ドコモが開発した基地局配置シミュレーションソフトも披露されていた。パソコン上で、地図を表示し、ある地点に基地局を設置した場合、電波の感度はどの程度になるか事前にシミュレーションできるというもので、会場では東京の地図を用いてデモを行なっていた。これからW-CDMA方式によるサービスを検討しているキャリアに向けた内容で、W-CDMA方式の普及を目指した同社のユニークな試みと言えそうだ。
このほか、ブース内では日本のiモード端末や、iモードの各種サービスが紹介されていた。
N900iGからグループウェアを利用できる
基地局の配置設計をする際に役立つソフトウェアも展示
基地局を配置した場合、サービスエリアのカバー具合をチェックできる
会場では都内の地図でデモを披露
基地局設置後、自動車で走行して試験を行なうとのことだが、そのルートを見ることもできる
FOMA 700iシリーズをはじめとする各種iモード端末もケース内で展示
キャラ電やiアプリなどiモード向けコンテンツも紹介
iモード FeliCaの体験コーナーも
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URL
CTIA Wireless 2005(英文)
http://www.ctiawireless.com/
NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/
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(関口 聖)
2005/03/15 12:37
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