まず注目すべきは、W-CDMA、GSM 900/1800/1900/EDGE対応端末「Nokia 6680」だろう。Symbian OS Series 60対応のスマートフォンで、背面に1.3メガピクセル、ディスプレイ上部にはVGAクラスのカメラを搭載。テレビ電話から一歩押しすすめた発想で、動画を相手に送信し、同時に閲覧しながら音声通話が行える「ビデオシェアリング」機能を利用できる。また、トランシーバーのような通話が可能なプッシュ・トゥ・トーク、Bluetoothなどのテクノロジーをサポート。ディスプレイは176×208ドット、26万色表示。価格は500ユーロで3月に出荷を開始される見込み。
折りたたみ型の「Nokia 6101」は、VGAカメラ、FMラジオ、プッシュ・トゥ・トークなどコンシューマ向けの機能を充実させたSymbian OS Series 40対応のベーシックなGSM端末。携帯電話事業者が端末をカスタマイズして、キャリアブランドとして販売可能なベースモデルとしての役割もあり、中国のChina Mobileがインターフェイスやデフォルトのポータルサイトをカスタマイズして、「Nokia 6102」として販売する予定。価格は250ユーロ以下、第2四半期に出荷開始される見込み。