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高速化されるPHSデータ通信は、32kbpsを8本束ねる形で256kbpsという通信を実現した上で、データ圧縮機能によって体感速度を1Mbps以上にするというもの。会場に設置されたノートパソコンには、同通信方式に対応したカード型PHS端末が装着され、好みのWebサイトを閲覧できるようになっていた。取材時には残念ながらうまく動作していなかったが、同社では年度内の実用化を目指していく。
ブース内には、赤やオレンジなど10種類のカラーを施したAirH"PHONE端末「AH-K3001V」を展示したコーナーも用意されていた。こちらのコーナーでは、来場者に対して「どのカラーが良いか」とアンケート調査を行なっている。 既に発売されているシルバーとホワイトもあわせて展示されているが、担当者によれば、「まずはどのカラーに対してニーズがあるか、調査するために行なっている」とのことで、新カラーバリエーションの投入を前提にしたものではないという。しかしながら、投票の結果によっては、新カラーの投入も検討していくようだ。
このほか同社ブースでは、社員の出退勤時間を管理するソリューションとして、タイムカードの打刻機にPHS通信カードを内蔵し、サーバー側でデータを出力するサービスなどが紹介されていた。
■ ＵＲＬ WPC EXPO 2004 http://expo.nikkeibp.co.jp/wpc/ DDIポケット http://www.ddipocket.co.jp/ ■ 関連記事 ・ 「PHSを愛している」、DDIポケット山下氏が今後の事業展開を説明 （関口 聖） 2004/10/20 17:13 | ||||||||||||||||||||||
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