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【CEATEC JAPAN 2004】
東芝、「nudio」や1セグ放送用受信機などをアピール
nudio V602T
東芝ブースでは、発表されたばかりのボーダフォン向け端末「nudio V602T」が展示されるなど、同社の携帯電話ラインナップが紹介されていた。
「nudio V602T」は、ボディに質感の異なる2種類のラインナップを用意したデザインコンシャスな東芝製ボーダフォン端末。会場では、ceramicとmetalのどちらがいいか決めている男女の姿もあり注目を集めていた。携帯電話コーナーでは、auのBluetooth対応携帯「A5504T」と、Bluetoothワイヤレスヘッドセット「PDI-B903/HSK」による通話デモンストレーションなども行なわれた。
また、「A5504T」のBluetooth機能を使って、東芝のデジタル音楽プレーヤー「gigabeat」のリモコン替わりにするサービスなども参考出品されていた。gigabeatのクレードルにBluetooth通信アダプタを接続して、「A5504T」と通信することによりリモコン操作を行なうというもの。「A5504T」側にはアプリを使って、曲名などの情報が提供される。スタッフによれば、「あくまでも参考出品。こうしたサービスを提供するかどうかは未定」とのこと。
nudio、端末を開いたところ
シンプルで印象的なデザイン
ボディにストライプ上の加工が施されている
充電器もデザインされている
特徴的なボタン配置
着せ替えではなく、ボディの素材自体を変更した端末ラインナップ
A5504TとBluetoothワイヤレスヘッドセットを使った通話をデモ
Bluetoothを使ったgigabeat向けリモコンアプリ。画面の黒い部分に曲名などが表示される
gigabeatのクレイドルにBluetoothアダプタを装着
さらに、携帯電話向け地上デジタル放送となる1セグメント放送専用の薄型SDビューワーなども参考出品されていた。会場スタッフは1セグ放送の専用端末のメリットを、「専用機なので携帯版のようにバッテリーを不安に思う必要がない」とアピールしており、現状で3時間程度の連続動作が可能だという。ただし、調整を行なえば4時間程度には伸ばせるとしており、同社では通勤の行き帰りでの利用を想定して開発を進めているとのこと。1セグ放送が開始される頃には提供される予定だ。
なお、その隣では先日、本放送の発表があったばかりのモバイル放送が紹介されていた。会場スタッフは、モバイル放送と1セグ放送の違いを「今までのテレビの延長線上にあるのが1セグ放送、モバイル放送は全く新しい放送となる。これまでのテレビを見たい人は1セグ放送を見ることになる」とした。
このほか、携帯電話などのモバイル機器向けの小型HDDなども紹介されていた。0.85型で2GBと大容量で、東芝では現在サンプル出荷を開始。年内にも量産される見込み。
大きさは3.3×32.0×24.0、重さは10g以下と小型だが、現在の携帯電話に搭載する部品としては大きいものになる。その分端末サイズの大型化が予想されるが、会場スタッフは「従来の40%の体積を実現したことで、携帯電話にも充分実装できる」とした。
1セグ放送対応のSDカードビューワー
SDカードに記録した映像を再生できる
盛況だったモバイル放送のコーナー
0.85型、2GBのHDD
なお、同社はデバイス部門にもブースを出展していた。こちらでは小型機器向けに開発が進められている燃料電池や、有機ELディスプレイが展示されていた。
小型の燃料電池は、わずか2ccの燃料タンクで、音楽プレーヤーで20時間の動作が可能。試作品となり、小型の音楽プレーヤーやワイヤレスヘッドセットでの需要を見込んで開発を進めているという。燃料電池は規制が大きく、メタノールの持ち込みなどにも障害が大きい。スタッフは「規制が緩和されるのが2007年頃になる予定なので、その頃までにはブラッシュアップして提供したい」と語った。
3.5型の有機ELディスプレイは、QVGAサイズで26万色表示が可能なもの。2005年上期には量産される予定で、現在サンプル出荷を行なっている。携帯電話などがメディアプレーヤー化した場合に、導入される可能性もあるが、現状の問題は、TFTと比べるとディスプレイの寿命が短いことだという。
小型燃料電池。写真右上が燃料電池。サイズはメモリースティック程度
新開発の有機ELディスプレイ
携帯電話も視野に入れたディスプレイとなる
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URL
CEATEC JAPAN 2004
http://www.ceatec.com/
東芝
http://www.toshiba.co.jp/
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(津田 啓夢)
2004/10/05 20:24
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