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【WIRELESS JAPAN 2004】
MCF、モバイルプロジェクト・アワード2004表彰式を開催
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「WIRELESS JAPAN 2004」会期初日の21日、「モバイルプロジェクト・アワード2004」の表彰式が開催された。
モバイルプロジェクト・アワード2004は、モバイルコンテンツフォーラム(MCF)とMCFモバイルプロジェクト・アワード審査委員会が主催する、モバイルビジネス分野で発展的と認められたプロジェクトを選出し、表彰するもの。「モバイルコンテンツ部門」、「モバイルプラットフォーム部門」、「モバイルソリューション部門」、「モバイルハードウェア部門」の4部門において、全12のプロジェクトが選出され、表彰された。
モバイルコンテンツ部門では最優秀賞を「EZナビウォーク」、優秀賞を「いろメロミックス」、「『待ちスロ』チョコボ&スライムキャンペーン」、『モバオク』が受賞した。EZナビウォークの開発を行なったKDDIのコンテンツ・メディア本部 コンテンツ推進部 課長補佐の江幡 智広氏は「フィールドテストで全国をかなりの人数で歩き回った。毎日のように歩いて体力的にも辛かったが、ユーザーからの反響も大きく、同賞を受賞できたこのプロジェクトに関われたことを誇りに思う。今後はQRコードなどを使ってさらに便利に、一度使ったら手放せないようなものにしたい」とコメントした。
モバイルプラットフォーム部門では最優秀賞を「EZフラット」、優秀賞を「EZ・FM」が受賞した。EZフラットの開発を行なったKDDIのau商品企画本部 モバイルサービス部 部長の重野 卓氏は受賞のコメントで「最初はEZチャンネルでノミネートしていたのに、フタを開ければEZフラットで受賞していた」と裏話を披露。さらに「受賞したばかりだが8月1日からは名前が変わってダブル定額になる。この衣替えにより、いっそう加入者を獲得したいと思っている」と語った。
モバイルソリューション部門では最優秀賞を「QRコード」、優秀賞を「テレビ×携帯アクセスソリューション『OnePush』」、「マイスタ・パッド」、「とくナンバー」が受賞した。QRコードを開発したデンソーウェーブの自動認識事業部 営業部 副部長の長島 賢治氏は受賞のコメントで「デンソーというと自動車っぽいが、むかしからバーコードをやっていた。そこでバーコードでは情報量が足りないと言われて、2次元コードを開発した。QRコードは『クイックレスポンスコード』の略で、デンソーが開発したもの。ケータイ会社が作ったものではない」とアピール。さらに「QRコードがケータイに使われるとは夢にも思っていなかった。同賞を受賞できてありがたく思っている。読み取り装置を作っているわたしたちは儲からないが、今後もどんどんQRコードを使って欲しい」とコメントした。
モバイルハードウェア部門では最優秀賞を「INFOBAR」、優秀賞を「AirH"PHONE AH-K3001V」が受賞した。INFOBARを開発したKDDIのau事業企画本部 マーケティング統括部 課長補佐の砂原 哲氏は受賞のコメントで「2001年3月からauデザインプロジェクトとして開発が開始し、その年のビジネスシヨウでコンセプトモデルとして公開した。そのころは商品化することも考えていなかったし、こんな賞をもらうとは思ってもみなかった」と語った。
■ URL
MCFモバイルプロジェクト・アワード
http://www.mcf.to/mpa/2004/winner/
WIRELESS JAPAN 2004
http://www.ric.co.jp/expo/wj2004/
■ 関連記事
・ 2004年の「モバイルプロジェクト・アワード」はauが3部門の栄冠に
(白根 雅彦)
2004/07/22 11:46
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