| |||||||||||||||
ブースでは、セブン-イレブンでプリントアウトできるサービス「ネットプリント」や「H"VirtualOffice」など法人向けサービスを強調した展示で、回線だけでなくソリューションもセットで提供していくという同社の意気込みが窺える内容となっていた。 ■ 次世代AirH"は体感速度500kbps超か!?
さらに、同社の増速サービス「Fourelle Venturi For AirH"-PRIN」を利用して、約500～600kbpsまで体感速度を引き上げることに成功したという。 スタッフによれば、「従来、高度化PHSではPHS基地局の高度化などで1Mbpsを実現すると言われていたが、今回のモデルでは、それとは別の方法で増速に成功した。あくまで実験モデルだが、これからもさまざまな方法でPHSは進化していく」とのこと。 また、近い時期にPHS基地局のキャパシティを増強していく予定。こちらは既存サービスの質を向上させることが目的。「128kbpsのパケット通信が可能な地域をさらに広げていく方針」だという。 高度化PHSと基地局のキャパシティ増強は直接関係はしないとしているが、同社ではこれらを「AirH"NEXT STAGE」とし、積極的に推進していく。
■ 端末を多様化し、AirH"が利用できるデジカメや音声端末を提供 ブースではPHSモジュールを小型化も掲げられていた。現在SDカード型端末として提供されているAirH"よりも小型のPHSモジュールを提供する予定で、デジタルカメラや腕時計、ペースメーカー、ペットの首輪に装着できるモデルも視野に入れているという。会場ではモックアップとして、デジタルカメラにAirH"のSDカード型端末が挿入されているモデルも登場。また、CFカード型などのAirH"端末が挿入できる音声端末も展示。スタッフによれば、「パソコンやPDAでAirH"を利用しているユーザーが、AirH"を差し替えるだけで手軽に音声通話も利用できたら便利ではないか。こうした音声端末にはメールも受信できるようにする予定」だという。
■ 「ネットプリント」の評判は上々 富士ゼロックスなどと共同で提供しているセブン-イレブンでプリントアウトできるサービス「ネットプリント」などの法人向けサービスも展示されていた。「ネットプリント」は、インターネット上の専用サイト「ネットプリントセンター」に印刷したいファイルを保存することで、全国のセブン-イレブンにあるマルチコピー機からプリントアウトできるサービス。6月からAirH"ユーザーも利用できるようになった。 担当者によれば、コンビニエンスストアのコピー機ではA3も印刷できることからビジネスユースからの評判は上々だという。また、飲食店などのロット数の少ない印刷物にも利用されているとしている。
■ ＵＲＬ DDIポケット http://www.ddipocket.co.jp/ WIRELESS JAPAN 2003 http://www.ric.co.jp/expo/wj2003/ （鷹木 創） 2003/07/16 22:55 | |||||||||||||||
|
|