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X70の展示はモックアップのみで、実機は説明員が首にぶら下げているもののみだった。フォトライトを備えた11万画素のCMOSカメラを内蔵。メインディスプレイが65,536色表示、132×176ドットのTFT液晶、サブディスプレイに95×28ドットのモノクロ液晶を備える。また、16和音の着信メロディに対応するほか、WAP2.0対応ブラウザ、4MBのユーザーメモリ、Bluetooth、IrDAポートを搭載している。 大きさは87.3×47.1×24（高×幅×厚）mmで、重さは95g。連続通話時間は最大5時間、連続待受時間は最大290時間。出荷は今秋からの見込み。 触ってみて印象的なのは、限りなく日本の携帯電話に近いことだ。若干丸みを帯びたデザインはP209iSを彷彿とさせるものがある。カメラの追従性や、メニューの構造など使い勝手も良好で、テキストが外国語だということを除けば、ほとんど違和感なく操作できるだろう。
このほか、「スーパーミニ」をキャッチフレーズに掲げ、大きさ77×43×16.9（高×幅×厚）mm、重量65gを達成したコンパクトタイプの「GD55」もブースで人気があった機種の1つ。羽が入ったプラスチックケースに飾り付けされたり、天秤で身近なものと重さを比べられるようにしたりと、軽さ、小ささが徹底的に演出されていた。
しかし、会場で一番人気だったのは、すでに出荷が開始されている折りたたみ型のカメラ内蔵端末「GD87」だ。ブースのあちこちで来場者が自分撮りをする姿が見受けられた。また、意外にもP504iSにも人だかりができていた。あの薄さにツインカメラ搭載が来場客の心をつかんだようで、「これは日本でしか使えないんだよね？」と確認する人も何人かいたようだ。
・ CeBIT 2003（英文・独文） http://www.cebit.de/ ・ Matsushita Electric Europe（英文） http://www.matsushita-europe.com/ ・ ドコモ、現地でも「P2102V」を発表 （伊藤 大地） 2003/03/13 18:51 | ||||||||||||||||||||||||||
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