【CEATEC JAPAN 2002】

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【CEATEC JAPAN 2002】
ドコモ、非接触ICカードや赤外線通信を利用したサービスをデモ展示

T2101V

　NTTドコモのブースでは、９月27日に発売された「T2101V」が展示されていたほか、10月1日より正式サービスがスタートした動画配信サービス「M-stage Vライブ」や複数台のビジュアル型FOMA端末でテレビ電話が行なえる「M-stage ビジュアルネット」、電子書籍配信サービス「M-stage book」などがデモ展示されていた。

　このほか、ユビキタス時代へ向けた新サービスとして、テレビ付き電話端末やソニーのエンターテインメントロボット「AIBO」とFOMAでコミュニケーションがはかれる「FOMA・ペット型ロボットコラボレーションシステム」が参考出展されていた。

　また非接触型ICカードを内蔵したタグと、それを読み取る機器を装備した「電子ポスター」も参考出展されていた。ポスターに向けてタグをかざすことで、携帯電話へ割引クーポンなど、その場でしか得ることができない情報が取得できるというもので、新たなマーケティング手段として提案していくようだ。

　10月から全国展開が予定されている第一興商の通信カラオケシステム「DAM」と連携できる「メロDAM」や、レンタルビデオショップ「GEO」の会員証となる「Mobile GEO」、自動販売機で缶ジュースを購入できる「Cmode（シーモ）」など、504iシリーズに搭載されている赤外線通信機能を活かした各サービスもデモ展示されていた。


M-stage Vライブ	M-stage book	M-stage ビジュアルネット


FOMA・ペット型ロボットコラボレーションシステム	テレビ付き端末。映像は動いていたが、本体下部の外部接続端子から受信機がへ接続されているという。地上波デジタル放送開始以降にサービスイン予定


「電子ポスター」	「電子ポスター」に使用される機器	「musea」のポスターを利用して電子ポスターをデモ展示。ポスター左下部に非接触ICタグを読み取る機器が配されている


赤外線通信を利用したサービスデモ。これはカラオケの「メロDAM」	レンタルビデオショップの会員証になる「Mobile GEO」	「Cmode」のデモ展示周辺では人垣が絶えることはなかった

・ CEATEC JAPAN 2002
　 http://www.ceatec.com/
・ NTTドコモ
　 http://www.nttdocomo.co.jp/

・ドコモ、Vライブなど３つのM-stageサービスを10月から正式運用
・ドコモ、待受時間125時間のビジュアルタイプFOMA端末「T2101V」

（関口聖）
2002/10/01 18:50

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