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NTTドコモは、「M-stage Vライブ」「M-stage ビジュアルネット」「M-stage book」の３つの新サービスを10月１日より全国一斉に開始する。 「M-stage Vライブ」は、これまでFOMAユーザー向けに試験サービスとして提供されてきた動画配信サービス。リアルタイムに映像を配信する「ライブ映像配信」と、あらかじめ用意された映像が配信される「アーカイブ映像配信」の２通りの配信形態があり、いずれの場合もインフォゲート付加機能使用料（月額100円）と通信料（15円/分）を支払うことで利用できる。ただし、コンテンツによっては別途情報料が必要になる場合もある。 利用するには、64kbpsのデータ通信に対応したNTTドコモのPHS、Pocket PC 2002搭載のPDAが必要となるほか、PDAにはパケットビデオの「pvPlayer3」がインストールされている必要がある。ただし、M-stage visualに対応したPHS端末「Lookwalk P751v」では利用できない。 アーカイブ映像配信については、ソネット・ビィメディア、アイデックス音楽総研、アトムショックウェーブ、エバーグリーン・デジタル・コンテンツ、マツダ、アクアキャストなど15社からのコンテンツ配信が予定されている。 映像配信企業側は、ライブ映像送信付加機能使用料として月額２万円（専用線等の実費は別途必要）を支払うことでライブ映像の配信が行なえる。さらに、月額5000円～のCUG機能利用料を支払えば、特定の会員にだけ映像を配信できる仕組みも用意されている。 なお、10月１日にスタートするのはPHS向けのサービスで、FOMA向けのサービスについては来春以降にも提供される予定。 「M-stage ビジュアルネット」は、FOMAのテレビ電話対応端末を複数台用意し、それらの間でリアルタイムにコミュニケーションが行なえるサービス。４人までの会話を４分割画面にしてチャットできる「４分割」、最大８台までの端末を用いて発言者の映像のみが表示される「画面切替」、指定した端末からの映像のみが最大７端末に表示される「画面固定」の４つのモードが用意されている。M-stage ビジュアルネット付加機能使用料として月額100円を支払うことで利用できる（通信料は別途必要）。 こちらのサービスについても、テレビ電話機能を搭載したPHS端末「Lookwalk P751v」での利用は不可となっている。 「M-stage book」は、シャープのザウルス文庫で採用されている電子書籍フォーマット「XMDF（Mobile Document Format）」のコンテンツを、FOMAおよびPHS経由でPDAやパソコンにダウンロードできるサービス。岩波書店、インプレス、旺文社、学習研究社、角川書店、河出書房新社、研究社など43社が同サービス向けにコンテンツ配信を行なう。利用するには、各種PDAおよびWindows向けに用意された閲覧ソフト「ブンコビューア」を各自インストールする必要がある。 利用料としては、インフォゲート付加機能使用料（月額100円）のほか、コンテンツ毎に設定された料金を支払う（ダウンロードの際の通信料は別途必要）。なお、キーワードで書籍を検索する機能や、あらすじや表紙画像、著者紹介などの閲覧機能、書籍の一部の抜粋を立ち読みする機能についてはインフォゲート契約なしでも利用できる。 ・ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/02/whatnew0924a.html ・ M-stage book（10月１日～） http://www.docobon.mopera.ne.jp/ （湯野 康隆） 2002/09/24 21:20 | ||||||
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