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ソフトバンク、Wi-Fiルーターとスマホのセット割を拡充

データ定額パック・大容量では割引額が拡大

 ソフトバンクモバイルは、モバイルWi-Fiルーターとスマートフォンをセットで契約していると、スマートフォンの利用料が割引される「新Wi-Fiセット割」を12月19日より開始する。「スマ放題」の内容に応じて割引額を拡充するもので、条件を満たしていれば既存の「Wi-Fiセット割」が適用されているユーザーも「新Wi-Fiセット割」に移行できる。割引の適用には、ソフトバンクの取扱店で申し込みが必要。

 「新Wi-Fiセット割」は、条件を満たしたユーザーに対し、スマートフォンの利用料を割り引くサービス。スマートフォンの割引は家族など最大5回線まで適用できる。従来の「Wi-Fiセット割」と比較して、「新Wi-Fiセット割」ではスマ放題のデータ定額パック・大容量のユーザー向けに割引額が拡大されている。

 スマートフォンで「スマ放題」のデータ定額パック・小容量または標準を契約している場合、毎月500円が割り引かれる。データ定額パック・大容量の場合は、毎月1008円の割引になる。この2種類の割引は、契約期間中は継続される。スマ放題以外を契約しているユーザーは、24カ月間は毎月1008円の割引となり、25カ月目以降は毎月802円の割引になる。

 対象のモバイルWi-Fiルーターは、「Pocket WiFi 303ZT」「Pocket WiFi 304HW」「Pocket WiFi 301HW」「Pocket WiFi 203Z 」の4機種で、対象プランは「4G/LTEデータし放題フラット」「4Gデータし放題フラット+」。

 対象のスマートフォンは、ソフトバンクのiPhone 5~、3Gスマートフォン(Xシリーズを除く)、4Gスマートフォン。ディズニー・モバイル・オン・ソフトバンクのスマートフォンも対象。スマートフォンの対象プランは「スマ放題 通話し放題プラン」「パケットし放題フラット for 4G LTE」「パケットし放題フラット for 4G」「パケットし放題フラット forスマートフォン」「パケットし放題MAX forスマートフォン」。

 新規の契約のほか、すでに対象の組み合わせで利用しているユーザーも申し込める。また、「Wi-Fiセット割」をすでに適用しているユーザーも移行を申し込める。従来の「Wi-Fiセット割」は、12月18日で新規の受け付けを終了する。

太田 亮三