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いいね! やなくて「ええやん!」、Facebookに関西弁きはったで

 Facebookは、サポートする言語の1つとして、新たに関西弁を追加したと発表した。たとえば「いいね!」の代わりに「ええやん!」と表示されるなど、いくつかのフレーズが関西弁らしい言い回しになっている。

 今回、関西弁表記が利用できるようになったのは、ブラウザからアクセスするパソコン向けサイトと、モバイル機器向けのサイト。言語設定から選ぶ形となり、たとえばパソコン版では、ニュースフィードの右側にあるコラムの一番下にある言語名をクリックすると、利用可能な言語が表示され、そこで「日本語(関西)」と選ぶ、モバイル版では左上のナビゲーションバーのマーク(三のようなマーク)をタップし、一番下にある「アカウント設定」から「一般」→「言語」で関西弁を選ぶと、“おもいっきし関西弁になる”(Facebookの関西弁版ニュースリリース原文ママ)という。

 近況を投稿するフォームにある「今どんな気持ち?」は「なにしてるん?」、「いいね!」は「ええやん!」、コメントは「つっこむ」、シェアは「わけわけ」となる。アクティビティも「○○さんが△△さんの投稿について『ええやん!』て言うてるで」となる。編集部で確認したところ、関西弁設定にすると、その表記が反映されるのは本人のみ。変更した人のアカウント、投稿したフィードを、友人など他の人が目にしても、これまで通りの表記となる。

 Facebookの発表文もこれまでの日本語表記に加えて、関西弁バージョンが用意された。関西出身の記者は、かねてより同様の機能を求める声がひそかにあったものの、ほんまにやるとはFacebook、なかなかあほやなぁ(褒め言葉)という感想だ。

関口 聖