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サンディスク、128GBのmicroSDXCカードを発表

 サンディスクは、128GBのmicroSDXCカード「サンディスク ウルトラ プラス microSDXC UHS-Iカード 128GB」を4月に出荷すると発表した。オープンプライスだが店頭価格は3万5000円前後になる見込み。

 SDXCカードは、外部メモリのSDカードの最新規格で、最大2TBまで搭載できる。今回、サンディスクから発売されるカードは、現時点で最大容量のmicroSDXCカードとなり、Androidスマートフォンやタブレットなどでの利用が想定されている。2月下旬にスペインで開催された「Mobile World Congress」にあわせて発表され、今回、日本で発売されることが明らかになった。既に東京・秋葉原の一部店舗では、並行輸入品の同製品とみられるmicroSDXCカードが1万5000円程度で販売されている。

 128GBという容量は、サンディスクによれば、フルHDの動画は16時間分、楽曲であれば7500曲分、記録できるという。最高データ転送速度は40MB/sとなり、従来型のmicroSDカードの2倍へ高速化されている。

 サンディスクでは、スマートフォン向けアプリ「SanDisk MemoryZone」を無料で提供。同アプリを使うと、ファイル閲覧や整理、バックアップが可能で、最新版では内蔵メモリに保存された古い動画や写真をmicroSDカードへ自動的にコピーする機能を新たに搭載。内蔵メモリの容量があらかじめ設定した状態より少なくなると通知するようにしている。この新機能は、ひとまずβ版として提供されている。

関口 聖