6月6日、「auスマートパス」リニューアル

　KDDIは、6月6日、スマートフォン向けポータル「auスマートパス」をリニューアルする。

　auスマートパスは現在、アプリやクーポン、クラウドストレージなどを月額390円で提供している。リニューアルによりポータル化を強め、生活情報についても配信される。

　auスマートパス会員限定の音楽ライブや映画の試写会、チケット先行予約サービスを提供するほか、天気やニュースなど生活情報についても配信するようになる。情報の配信ジャンルはユーザー側で設定可能。

　また、配信される情報が拡大することで、ポータルサイトのインターフェイスも変更される。更新情報はTwitterやFacebookなどのように、タイムライン形式になる。更新間隔は5～10分。

　このほか、「スマパス総会」と呼ばれる投票コンテンツなども用意される。投票結果は生活情報に反映される予定。夏モデルの「HTC J One」には、情報ポータル「HTC BlinkFeed」という機能が用意されている。auスマートパスは「HTC BlinkFeed」とも連携して情報が提供される。

　サービス開始当初は、全てのユーザーが同じ情報を閲覧することになる。6月6日以降、プッシュ配信型の仕組みも取り入れるという。ウィジェットなどの方法が検討されているという。

　また、時期は未定だが、女子大生やビジネスパーソン、子育てママなど、ユーザーの属性に合わせたコンテンツの提案も実施していくという。ただし、ユーザー各々に合わせた情報配信は行われず、たとえばインストール済みのアプリも紹介される場合があるという。