カシオ、電子辞書「エクスワード」18モデル発表


 カシオ計算機は、電子辞書シリーズ「エクスワード」の新製品18モデルを発表した。1月24日より順次発売される。

 発表されたモデルは全18モデルで、いずれもオープンプライス。()内は店頭想定価格となる。1月24日に発売されるものは、プロフェッショナルモデルの「XD-D1000」(6万円前後)、ビジネス向け「XD-D8500」(3万9000円前後)、生活総合系の「XD-D6500」(3万5000円前後)、高校生向け「XD-D4800」(3万9000円前後)、中学生向け「XD-D3800」(3万5000円前後)、小学生向け「XD-D2800」(2万7000円前後)、中国語コンテンツが充実した「XD-D7300」(4万5000円前後)となる。

 2月10日に発売されるモデルは、家庭向けの「XD-D6200」(3万3000円前後)、英語コンテンツが充実した「XD-D9800」(4万700円前後)など。このほか、ドイツ語の「XD-D7100」、フランス語の「XD-D7200」、イタリア語の「XD-D7400」、スペイン語の「XD-D7500」、韓国語の「XD-D7600」、ロシア語の「XD-D7700」、ポルトガル語の「XD-D7800」も10日発売で、店頭価格は4万5000円前後となる。

 医学向けのハイエンドモデル「XD-D5900MED」(8万5000円前後)、スタンダードモデル「XD-D5700MED」(7万5000円前後)については2月24日に発売される。

 これら新モデルは、メインディスプレイの横にスクロールパッドが搭載され、よりスピーディな画面送りが実現する。また、追加のコンテンツカードもこれまでの1スロットから2スロットになり、コンテンツを入れ替える手間が緩和される。

 メインディスプレイは5インチ、528×320ドットの透過型カラーTFT液晶を搭載する。内蔵メモリは100MB。単3電池2本で連続表示時間は約130時間。大きさは148×105.5×17mmで、重さは約310g。

 

(津田 啓夢)

2012/1/11 19:38