4月の携帯出荷数は前年同月比6割、PHSは2倍に


 電子情報技術産業協会(JEITA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は、2011年4月の携帯電話・PHS出荷実績を発表した。今月からCIAJとの連名での発表となった。

 4月の携帯・PHS出荷数は、149万5000台で、前年同月比62.2%と2カ月ぶりのマイナスを記録した。前月は292万5000台、前年同月は240万3000台で、落ち込みが目立つ結果となった。

 携帯電話については、134万7000台で、前年同月比57.8%で、こちらは4カ月連続のマイナス。JEITAでは「春商戦向けの出荷がふるわなかった」としている。なお、出荷された携帯電話のうちワンセグ対応製品は88万6000台(前年同月比57.2%)で、全体の65.8%となった。

 PHSについては、14万7000台の出荷となり、前年同月比は201.1%と、倍増している。JEITAでは新たな料金プランがユーザーに支持されたとしており、9カ月連続のプラス成長となった。

 



(関口 聖)

2011/6/14 16:07