auの携帯電話16機種、通話品質向上のソフト更新


 KDDIは、auの携帯電話16機種において、通話品質の向上をはかるため、ソフトウェア更新サービス「ケータイアップデート」の提供を開始した。9日以降、順次提供される。

 auでは、音声符号化技術「EVRC-B」を導入するなど、今春より通話品質を向上させる取り組みを実施している。今回のソフト更新もその一環で、6月9日以降にソフト更新が行われる機種では、基地局との通信が最適化され、通話品質の向上が図られる。

 全部で76機種のソフト更新が行われる予定で、6月9日以降は計16機種の「ケータイアップデート」が提供される。9日から提供される機種および更新所要時間は、CA001(最大45分)、EXILIMケータイ W63CA(最大40分)、G'zOne CA002(最大20分)、HITACHI Mobile Hi-Vision CAM Wooo(最大25分)、Woooケータイ H001(最大35分)、Woooケータイ W63H(最大35分)、TOSHIBA(W64T(最大10分)、W65T(最大10分)、フルチェンケータイ T001(最大10分)、ドッツ・オブセッション 水玉で幸福いっぱい(最大10分)、宇宙へ行くときのハンドバッグ(最大10分)、私の犬のリンリン(最大10分)となる。

 16日からは、W56T(最大30分)、W61T(最大30分)、W62T(最大20分)で、17日からはCyber-shotケータイ W61S(最大50分)でケータイアップデートが利用できるようになる。

 なお、Sportioについては、いったんケータイアップデートが提供されたものの、一部で「ケータイアップデートの必要はありません」と表示される事象が確認され、提供が中止されている。ただし、既に適用済のユーザーには影響はないとのこと。

 



(関口 聖)

2011/6/10 11:48