ドコモ、Optimus PadやTOUCH WOODなどに不具合修正のソフト更新


 NTTドコモは、LGエレクトロニクス製タブレット「Optimus Pad L-06C」や、シャープ製「TOUCH WOOD SH-08C」「SH-09C」で、不具合があるとして、ソフトウェア更新サービスの提供を開始した。

 「Optimus Pad」のソフト更新では、「音量調整中、段階的に調節できず、最大音量で出力されることがある」という事象が解消される。ソフト更新の所要時間は約5分。アップデートファイルは、手動でダウンロードできず、数日間にわけて、自動的にダウンロードされる。パケット通信経由では課金され、パケット通信定額サービスを契約していなければ、約2万3000円(データ量:約14.4MB)かかるため、注意が必要だ。ドコモでは「Optimus Padは、音声通話非対応で、基本的にデータ定額への加入を勧めている。自動ダウンロードについては、購入時に説明している」としている。Wi-Fi(無線LAN)経由であれば、通信料はかからない。3G通信はオフにすることもできるが、オフにする前にファイルの自動ダウンロードが行われる可能性がある。ダウンロード完了後は「システムアップデート」画面が表示され、ユーザーが操作して更新することになる。更新中、他の機能は利用できない。

 「TOUCH WOOD SH-08C」「SH-09C」の2機種では、端末本体(データBOX)内の写真や動画をメモリカードへ移動させた後跡、本体のメモリ残量を確認しても、移動前の状態から変化しないという事象が確認されている。また、「TOUCH WOOD SH-08C」については、iチャネルテロップと待受アクセサリの時計が、二重に表示されることがある。更新所要時間は、「TOUCH WOOD SH-08C」が約26分、「SH-09C」が約23分。更新中、他の機能は利用できない。この2機種では、パケット通信料は無料となっている。

 



(関口 聖)

2011/6/9 17:48