ICT総研が東日本で通信速度調査、スマートフォンはauが最速に
ICT総研は、スマートフォンおよびデータ通信端末を対象に、東日本の30カ所で独自に通信速度の実測調査を実施し、結果を明らかにした。
調査は首都圏で12カ所、東北地方で18カ所について、鉄道駅を測定場所として調査を行った。調査期間は5月14日~20日。使用された端末は、NTTドコモは「Xperia arc」、KDDI(au)は「htc EVO WiMAX ISW11HT」(調査ではCDMAの通信を使用)、ソフトバンクモバイルは「003SH」「iPhone 4」。データ通信端末としては、イー・モバイルでは「D22HW」、UQコミュニケーションズは「Aterm WM3200U」が使用された。また、測定には「BNRスピードテスト 画像読み込み版」が使用された。
スマートフォンの下りの通信速度は、東日本全体の平均でauが0.88Mbps、ドコモが0.79Mbps、ソフトバンクが0.57Mbps、ソフトバンクのiPhoneが0.51Mbpsとなった。上りの通信速度は、東日本全体の平均でauが0.7Mbps、ドコモが0.44Mbps、ソフトバンクが0.36Mbps、ソフトバンクのiPhoneが0.31Mbpsとなった。
データ通信端末の下りの通信速度は、東日本全体の平均でイー・モバイルが1.33Mbps、UQコミュニケーションズが1.17Mbpsとなった。上りの通信速度は、東日本全体の平均でUQコミュニケーションズが1.81Mbps、イー・モバイルが1.13Mbps。
調査ではこのほか、首都圏、東北それぞれの平均のほか、測定場所ごとの測定結果も明らかにされている。
スマートフォンの通信速度測定結果(下り) 出典:ICT総研 |
2011/6/6 16:52