11月の携帯電話契約者数、ソフトバンク以外も好調に

　電気通信事業者協会（TCA）は、2010年11月末時点の携帯電話・PHS契約数を発表した。

　11月の携帯電話契約者の純増数は、ソフトバンクモバイルが27万6600件、NTTドコモが8万8100件、auが8万2300件、イー・モバイルが5万600件となった。BWA（無線ブロードバンドサービス）のUQコミュニケーションズは6万1900件の純増、PHSサービスのウィルコムは4万4500件の純減となっている。

　MNPの利用件数は、ソフトバンクが6万3300件のプラス（転入超過）。ドコモは3万3800件、auは2万5000件、イー・モバイルは700件でそれぞれマイナス（転出超過）となった。

　契約数の内訳のうち、3G契約の通信方式別で見ると、ソフトバンクのW-CDMAが27万6600件、ドコモのW-CDMAが18万9200件、auのCDMA2000 1xが9万1100件、イー・モバイルが5万600件でそれぞれ純増となっている。

　プリペイド契約は、ソフトバンクが1万8500件、イー・モバイルが2000件の純増。一方、ドコモは1600件、auは5700件の純減となった。通信モジュールはソフトバンクが5万3300件、auが3万7800件、ドコモが2万4500件でそれぞれ純増。

　インターネット接続サービスでは、Yahoo!ケータイが18万1500件、iモード・spモードが4万900件、EZweb・IS NETが2万4100件でそれぞれ純増になる一方、EMnetは2100件の純減になった。