ソフトバンク、米Ustreamに出資


 ソフトバンクは、インターネット経由でライブ映像を配信できるサービスを提供する米Ustream(ユーストリーム)に対し、出資したと発表した。

 Ustream提供のWebサービスは、パソコンに接続したWebカメラやスマートフォンで捉えた映像を他のユーザーへライフ配信できるというもの。配信、視聴ともに法人だけではなく、一般ユーザーも無料で利用できるのが大きな特徴。iPhone向けアプリも用意されており、ダウンロード数は150万件を超えている。TwitterやMySpaceといったコミュニケーションWebサービスと連携でき、ライブ映像を見ながらユーザー同士が感想などをやり取りすることもできる。

 今回ソフトバンクでは、1月29日付けで約2000万ドル(約18億円、出資比率13.7%)を出資。2011年7月までに追加で株式を取得できるオプションを行使すると、合計で約7500万ドル(出資比率30%強)を出資する筆頭株主になるという。

 なお2月2日には、ソフトバンクの2009年度第3四半期決算説明会が開催される。会場からは、従来通り同社のパソコン向けライブ配信のほか、TwitterやUstreamでも中継される。

 

(関口 聖)

2010/2/2 15:35