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OPPO、新フラッグシップ「Find X2」「Find X2 Pro」発表

 OPPOは、Androidスマートフォン「Find X2」「Find X2 Pro」を中国で発表した。MWC 2020で発表予定だった次期フラッグシップモデル。Find X2は999ユーロ(約11万9000円)、Find X2 Proは1199ユーロ(約14万2000円)。

 いずれも5G対応で、ネットワークの高速化とともに需要の拡大が見込まれる高品質コンテンツに最適化されている。10億色表示かつ最大輝度1200nit、120Hz駆動の有機ELディスプレイを搭載し、ディスプレイ評価機関「DisplayMate」のテストではA+の評価を獲得した。

 映像表示に特化した処理チップ「O1 Ultra Vision Engine」を搭載し、スポーツ動画などのスムーズな再生、HDR動画の最適化を支援。また、タッチパネルもゲームなどで効果を発揮する最大240Hzの高サンプリングレートとした。デュアルステレオスピーカーを搭載し、Dolby Atmosに対応する。

 Find X2 Proのカメラは、約4800万画素(超広角)+4800万画素(広角)+1300万画素(望遠)のトリプルカメラ。デジタルズームと組み合わせた10倍ハイブリッドズームに対応し、従来機種からUIを改善して細かなズーム操作をしやすくした。

 メインの広角カメラには、ソニーの新型イメージセンサー「IMX689」を採用。大型センサーとF1.7のレンズ、ウルトラナイトモードで暗所撮影における性能を強化した。また、全画素で高速な像面位相差AF(PDAF)を利用でき、スマートフォンのカメラでは初としている。

 動画機能も強化され、4K 60fpsに対応。「Ultra Steady Video Pro」によって動きの大きいアクティビティの最中でもスタビライザーを使用したかのようなブレの少ない動画を撮影できる。動画編集ツール「Soloop」が搭載され、撮影した映像を本格的なタイムライン形式で編集できる。

 クアルコムの「Snapdragon 865」を搭載し、メモリ(RAM)は12GB。OSはAndroid 10で、カスタムUI「ColorOS 7.1」が搭載される。独自の急速充電規格「SuperVOOC 2.0」は65Wに対応。約38分でフル充電できる。Find X2はIP54、Find X2 ProはIP68の防水・防塵性能を備える。