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Apple Musicが半年間無料、auなら

auショップでBeatsヘッドホンの割引販売も

 KDDI、沖縄セルラーは、Appleの定額制音楽配信サービス「Apple Music」を6カ月間無料で利用できる取り組みを1月30日から開始する。

 対象はauのスマートフォンを新規または機種変更で購入したユーザー。契約時に同時に申し込むことで、通常は3カ月間の無料期間が6カ月間になる。また、2018年12月1日以降に、auのスマートフォンを新規または機種変更で契約したユーザーも対象になり、この場合は専用サイトから申し込む。

 Apple Musicの通常の利用料は、学生が月額480円(税込、以下同)、個人が月額980円、ファミリーが月額1480円。

 auでは、今回の取り組みにあわせて、Apple Musicを新規に登録してから利用を開始するまでの流れも改善。利用を申し込んでから3つのステップで利用を開始できるようにした。また2月中旬以降は、auのiPhone限定で、アプリをタップしてApple IDを入力するだけで利用を開始できるようになる。

 さらにApple傘下のブランド「Beats」のヘッドホンやイヤホンなど3つの対象製品が20~25%オフで販売するキャンペーンを1月30日~3月31日まで実施する。au +1 Collectionを取り扱う店舗で実施される。

 このほか、au主催、Apple Musicのユーザー限定で招待される「ヤバイTシャツ屋さん」のスペシャルライブを東京と大阪で4月に開催する。「uP!!! ライブパス」から応募でき、合計で2000名規模になる見込み。

 1月29日からは、auのテレビCM「意識高すぎ! 高杉くん」シリーズで「ドラム篇」が放映される。“細杉くん”がドラムを演奏するシーンが披露されているほか、“高杉くん”はApple Musicを使用するなど、今回のApple Musicの6カ月間無料の取り組みを訴求する内容になっている。

 29日に開催された発表会では、KDDI コンシューマ事業企画本部 コンシューマメーケティング1部長の松田浩路氏が登壇、音楽ストリーミングサービスの拡大は通信技術の発展が寄与しているという背景を語った上で、今回のApple Musicとのコラボレーションは国内ではauが初めてとアピール。「音楽のワクワクを提案していきたい」とKDDIの方針を示したほか、将来の5Gサービスでは、音楽サービスはサイバー空間のサービスと融合していくというような展望も語った。

 KDDIの松田氏は、サービスを使うことで新しいアーティストに出会えること、そこからCDやDVDの購入、またはライブに出かけるといった行動にもつながるとし、「一連の体験をデザインしていきたい」と語っている。

KDDIの松田氏

 発表会にはApple Music 代表の服部浩氏も登場し、Apple Musicがさまざまなジャンルを網羅していることや、対象とするユーザーもファミリーからサブカルチャーまで幅広いこと、オリジナルコンテンツも拡充していること、新人アーティストの紹介も積極的に行っていることなどを紹介。今回の特別な取り組みで「さらに多くのユーザーに楽しんでもらえる」と期待を語った。

Apple Music 代表の服部浩氏

 発表会では後半に、テレビCM「意識高すぎ! 高杉くん」シリーズに出演している“松本さん”役の松本穂香、“細杉くん”役の中川大志が登壇したほか、楽曲がCMにも使用されている「ヤバイTシャツ屋さん」の3人も登場、中川大志がステージ上でCM中さながらのドラム演奏を披露した。