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カスペルスキーがIoTシステム向けのセキュリティ特化型OS
2017年2月16日 17:20
カスペルスキー(Kaspersky)は、重要なインフラやIoTシステムなどの組込機器向けに、セキュリティに特化したOS「KasperskyOS」を開発し、提供を開始した。
「KasperskyOS」は、サイバー攻撃の標的になりやすい機器で導入が想定されるOS。15年かけて開発したというもので、ポリシーに記載されていない機能を実行できないようにする方法を議論するなかで、既存のOSではそうした実装が極めて困難であり、新たなOSの構築を判断したのだという。
組込機器向けとされ、通信、自動車、工業といった分野を対象にする。ネットワークルーター、ネットワークカメラ、IoTコントローラーといった機器での採用を見込み、セパレートカーネル、Multiple Independent Levels of Security(MILS)などが採用されている。