サントリー、鉄道車両が走るARアプリ「俺鉄 by the MALT'S」

　サントリービールは、手持ちのiOS・Android端末を使って仮想の鉄道車両を走らせることができるARアプリ「俺鉄 by The MALT'S」を配信している。

　このアプリは、車両を選択し、テーブルなどの平面を認識させるとARの技術によって平面が写っている端末に線路が現れ、車両が動き出すというもの。ダウンロードした時点ではJR山手線205系の電車データが組み込まれており、車両を追加する際は「ザ・モルツ」専用の6缶パックや、飲食店に掲示されているポスターを読み込むことで、北海道新幹線H5系、山陽新幹線500系など、さまざまな車両が追加される仕組みとなっている。

　アプリのインストールは無料で、iOS 9.0以上が搭載された端末もしくはAndroid 4.4以上が搭載された端末で利用できる。

端末のカメラを平面に向けて認識させると、仮想の駅舎と車両が現れる

専用の缶パックを購入し、カメラで撮影すると車両の追加が可能

オリジナル車両も作成できる

　また、仮想車両が食卓を駆け抜ける様子を伝える、「俺鉄 by The MALT'S」イメージムービー「ザ・モルツ 俺鉄の旅 ～食卓絶景～」もあわせて公開された。

　食材で作られた大自然の中を仮想車両がさっそうと走る姿を楽しめるもので、映像内で流れている音楽・動画のナレーションは、“車掌DJ”としてさまざまなメディアで活躍している音楽ユニット「SUPER BELL"Z」の野月貴弘氏が担当している。

　映像内では、鶏肉のから揚げを山に見立てた「鶏唐マウンテン」や、流しそうめんが流れていくさまを滝に見立てた「流しそうめんの滝」など、4種類のユニークな風景を楽しめる。