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ドコモの“人工知能”「自然対話プラットフォーム」に英語版
2016年8月22日 17:32
NTTドコモは、ロボットやスマートフォンアプリで対話機能を実現できる「自然対話プラットフォーム」に英語版を追加し、提供を開始した。
ドコモの自然対話プラットフォームは、「しゃべってコンシェル」の技術をベースに、他社でも利用できるよう整備されたもの。人工知能のひとつと位置付けられ、天気などを検索して返事に使える「外部コンテンツ連携機能」や、ユーザーが喋った内容の意図を理解して、それにあわせて必要なタスクを判定、ユーザーが求める回答を返すようにする「意図解釈エンジン」などの機能を備える。
これまでは日本語に対応しており、英語で利用するには、いったん翻訳エンジンを介して英語を日本語にするという流れだったが、今回、新たに英語対応の意図解釈エンジンやシナリオ対話エンジンを開発、翻訳することなく英語で入力された内容をそのまま意味を解釈できるようになった。
法人向けサービスのオプションとして提供され、ロボットやスマートフォンアプリ、玩具などで利用が想定されている。訪日外国人が訪れる施設での受付や接客、商品説明、観光案内といった活用が期待される。
自然対話プラットフォームの利用料は、初期費用が298万円、月額49万8000円。今回の英語オプションは初期費用50万円、月額10万円となる。