【2015 International CES】
ヒーター付き靴底にBluetoothホームボタン――ナニソレ!? なアクセサリーたち
(2015/1/16 14:49)
2015 International CESには、さまざまなスマートフォン向けアクセサリーが展示されていた。その数はとてつもなく多く、全てをフォローすることはできなかったが、それらの中から注目のアイテムをピックアップしよう。
「ダンボー」のモバイルバッテリなどを展開する日本のCheero。写真は「Ingress」とのコラボしたバッテリーだ。ちなみにダンボーの元ネタは日本の漫画「よつばと!」だが、海外でも受け入れられているとのこと。
Satechiのスマホ向けボタン。Bluetoothのキーボードやオーディオコントローラになっている。写真はホームボタンの製品で、iPhoneのSiri起動にも使える。このほかにもシャッターボタンと音楽再生ボタン(これだけ上下左右に音量や早送りボタンがある)の製品もある。ホルダーに付けて車のハンドルなどに固定することもできる。
機能をカスタマイズできるBluetoothボタン「Flic」。現在、Indiegogoでクラウドファンディング中。電話をかけたり音楽を再生したりとさまざまな機能を割り当てられる。短押し・ダブルクリック・長押しとそれぞれの操作に個別の機能を割り当てられる。現在の価格は27ドルからで、6個パックが99ドルというファンドメニューも用意されている。今年3月以降に出荷予定。
日本のスタートアップ企業InterPhenomが開発中のネットワークスピーカー「Listnr」。パナソニックやCerevoと共同開発している。クラウドを使った音声認識機能を用いて、フィリップスのスマート電球「hue」をコントロールしたり、赤ん坊の声を認識したりできる。APIは公開され、ほかの用途で使うことも。AllJoynなどの共通規格への対応は今後検討するとのこと。CESに合わせてクラウドファンディングが開始されていて、ファンディングが成功すれば、8カ月後に支援者に製品が送られる予定。
「deeper」はスマホと連動できる魚群探知機。「浮き」になっていて、これを水面に浮かべると、水面下の魚群をスマホで見ることができる。スマホとはBluetoothで接続する。すでに発売中の製品で、価格は260ドルほど。日本では、別の製品ながら、同等の機能をもつものが、au Online Shopなどで販売されている。
Bluetoothでヒーターをコントロールできる靴の中敷き「Digisole」。スマホから細かい温度調整やDigisole内蔵のセンサーによる活動量測定も可能。7~8時間稼働する。ほかにもヒーター内蔵の靴を展示しているメーカーもあった。
インカメラで撮影した耳の形状を生体認証に使うAPI「HELIX」のデモ。DESCARTES BIOMETRICSという会社が提供している。他社のアプリの認証に使ってもらうことを想定しているが、同社ではデモ的にAndroidのロックスクリーン解除アプリをβ版として提供している。
燃焼によって生じる温度差で発電する「BioLite」。日本ではモンベルから購入できる。発電した電力を使ってファンを稼働させるので、小枝などでも強い火力を得られる。このほかにもPower Practicalという会社が温度差によって発電し、バッテリーを充電できる「THE POWERPOT 5」というアウトドア用の鍋が展示されていた。
スマホ用のハンドル「PopSockets」。ペコペコと折りたためる。14.95ドルで発売中。大画面のスマホは持ちにくいというのは全世界共通の悩みのようだ。ちなみに日本でも販売される予定があるとか。
メガネのレンズなど光学製品を手がける日本のHOYAはスマホ用保護ガラス「Z'us-G」を展示していた。HOYAとしては珍しい、一般コンシューマー向け製品だ。各種スマートフォン向けの製品がラインナップされている。
スマホのイヤホンジャックに固定できる外付けライト「iblazr」。専用アプリで明るさを調整したりできる。専用のイヤホン端子型充電器で充電する。価格は49.99ドルで発売中。照明のオンオフは上部のボタンを押すだけのシンプル仕様。カメラのストロボシューに固定するアダプタやディフューザーなどもオプションで用意されている。
こちらもスマホ向けの外付けライト「Nova」。名刺サイズで、ディフューザーがかかっているような仕様。Bluetoothでコントロールする。価格は59ドルで、北米のApple StoreやAmazonで販売されている。