「欲しい～！」って言われる、ハンドバッグ型チャームUSBメモリー

コンパクトなハンドバッグ型USBメモリーは筆者の周囲ではなかなかの人気だ

　テクノロジー系の商品には、基本的に男女差によるデザインの違いは少ないものだが、商品が登場してから長い期間が経ってユーザー層が拡大すると、よりきめ細かなセグメント・マーケティングが行われる。これにより、購買層を特定した商品が数多く登場する。

　携帯電話やバッグ、ハイヒール、時にはブックマークとして、ちょっとお洒落な宝飾系のアイテムをチェーンでぶら下げたりするアクセサリーを一般的に“チャーム”と呼ぶが、本日、ご紹介するUSBメモリーもそんな一品だ。

　容量は2GBのみ。大きな動画を含むPowerpointファイル程度なら十分保存できるが、この商品が想定しているユーザー層では、巨大な容量の動画を大量に保存したり、誰かのPCにそれを転送したりという目的に使われることはおそらく少ないだろう。それなら、2GBもあれば十分だ。

　ホワイトを基本カラーとした縦約30mm、横35mmのメタル素材の小さなハンドバッグには、46個のラインストーンがていねいにレイアウトされ、パッと見は、バッグの取っ手やグローブ（手袋）ホルダーに取り付けるこだわりのチャームのようにも見える。

　しかし、裏返して背面を見ると、表現は難しいが、塗料を厚く盛ったような素材で、背面全体の金属面は覆われ、周囲の他のものを傷めないソフトな手触りになるよう配慮されている。

　背面中央には、USBプラグをスライドして押し出す簡単なメカニズムがあり、中央の盛り上がった突起を押しながらスライドすることで、USBプラグがニョキッとバッグの側面から露出する。突起の出っ張りやスライドのスムースさは、爪の長い女性でも簡単安全に操作できるだろう。最後まで押し出したUSBプラグは確実にロックされパソコンへの挿抜も不安感なく使うことができる。

かなりのUSBメモリーを整理したものの、その後からどんどん新しいものが登場するので、何時まで経っても減らない	意外とスンナリとモバイルPCの側面のUSBポートにも接続できた	普段はバッグのチャームとして使っても全く違和感はない