くるくる巻けてかさばらない、デジタル一眼レフ用カメラケース

製品パッケージ。グリーンをはじめ計5色がラインナップされている

　パナソニックのLUMIX DMC-G2を購入して約2カ月。外に持ち出す機会も徐々に増えてきたので、ケースを探すことにした。個人的にゴツいケースは苦手なので、なるべく軽量で最低限の耐衝撃性とキズ防止機能、および防塵機能があるケースを探していたところ、「GRAPH GEAR」という汎用タイプのケースに行き当たった。

　ウェットスーツにも使われるポリエステル素材を採用したこの製品の売りはその軽さ。たった68gなので装着していても重さをまるで感じない。そのぶん耐衝撃性は低く、落下による破損防止には最低限の効果しかなさそうだが、バッグの中に入れて他の荷物とのこすれ合いを防ぐ用途、および防塵目的にはぴったりだ。

　機能面で見るべきところは2つ。ひとつはレンズキャップポケットだ。レンズキャップを一時的に入れられるポケットがフタ部の上面に用意されているので、カメラから外したレンズキャップをここに収納しておけば、カメラを使い終わって収納する際にキャップがどこに行ったか探し回らなくて済む。

　もうひとつは、くるくる丸めてコンパクトに収納できること。立体縫製になっているケースは耐衝撃性にすぐれる反面、非常にかさばることが多い。その点この製品は、未使用時にはくるくると巻いて面テープで止めてしまえるため、バッグの中にもかさばらずに収納できるというわけ。前述のレンズキャップポケットとの併用も(多少無理矢理ながらも)可能だ。

　LUMIX DMC-G2との組み合わせではやや体積的に余裕があり、伸縮性があることも考慮すると個人的にはもうひとまわり小さめでもよかったのだが、まあこれは汎用製品ということで仕方ないだろう。デカくてかさばるカメラケースが苦手の方にお勧めできる製品だ。

カメラを収納した状態。素材はポリエステル	フタを開けたところ
フタ部にレンズキャップを収納できる	ケースをたたんでコンパクトに丸めることができる

丸めて面テープで止めた状態。バッグの中に入れてもかさばらない

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