スタパ齋藤の「スタパブログ」

 2014年に登場した「Monument Valley」。有料(400円)のパズルゲームで、iOS用Android用があります。これを何度となくプレイしちゃうワタクシなんでした。

 このゲーム、スクリーンショットのとおり、エッシャー的なだまし絵の幾何学建築の世界を先に進んでいくというもの。立体をうまく動かして、通れるわけがない!! 的な道を上手に通ってゴールを目指す感じですな。

 オモシロイのは、だまし絵を肯定する立場で、立体物を見たり考えたりしていくところ。これまでになかったタイプのパズルゲームで、脳のヘンなトコロが刺激される感じで愉快です。

 あと、色とサウンド。落ち着いたパステル系の配色と、癒やし系のサウンドが独特で、非常にまったりした気分になれます。リラックスした雰囲気のなか、通常ではアリエナイ立体的思考をして進めていく、ミョーにクセになるパズルゲームなんですな。

 ただ、ワタクシ、このゲームをやるようになってから、現実世界でカラスが鳴くのを見ると「あ、カラス人間」とか思ってしまうんでした。先へ進むのを邪魔するキャラクターとしてカーカー鳴く「カラス人間」が出てくるんです。いろいろ謎。ちょっとお高めのゲームですけど、エッシャーの不思議絵もパズルゲームも好きなら、けっこーオススメです。

パズルゲーム「Monument Valley」のとあるステージ。だまし絵の立体物を動かし、主人公を先へ先へと進めていきます。独特の色とサウンドも非常に印象的です。
アプリ内課金(200円)で購入できる新ステージ群「Forgotten Shores」。今度はネジレの要素も!! みたいな感じでマンネリ化していないあたりがグレイトです。
うかちゃんは猫だしパズルには興味がニャいんです。ぼぼぼ、ぼくも猫だしパズルよりササミとシーバと猫缶とカリカリに興味があります。ニャ。ニャ。的な。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。