スタパ齋藤の「スタパブログ」

 仕事柄よくPCの表示を画像として保存する。いわゆる画面キャプチャーとかスクリーンショット。ソフトのウィンドウなどの表示を静止画として獲得し、記事中に掲載したりするんですな。

 OSによってスクリーンショットの取り方は変わるが、常用しているWindows 7だと少し面倒。方法自体は簡単で、[PrintScreen]キーを押せば画面全体が、[Alt]+[PrintScreen]キーを押せばアクティブなウィンドウのみが、「クリップボードに一時保管される」のだ。これだけだとメモリ上にスクリーンショットがあるだけなので、何らかの画像系ソフトにペーストし、ファイルとして保存する必要がある。

 キーを押すだけじゃなくて、保存するという手間が必要なので、ちょっと面倒。Windows 8やMacOSだと、スクリーンショットの操作を行った直後にファイルが自動生成されるので手軽なんですけどネ。

 さておき、そんなときに便利なソフトを発見。「きゃぷつれ」というフリーソフトだ。OSはWindows 8/7/Vista/XPに対応している。

 この「きゃぷつれ」、スクリーンショットを取るだけのシンプルなソフトですな。シンプルだが、非常に便利な点が2つある。

 まず、スクリーンショットの自動保存機能。起動した状態で[PrintScreen]キーや[Alt]+[PrintScreen]キーを押せば、自動的にスクリーンショットが画像として保存される。画像形式はBMP/JPEG/PNG/GIFから選べて、保存先として任意のフォルダを設定することもできる。

 それから、保存時のファイル名も便利な感じで付けられる点。具体的には、日付、時間、連番、ウィンドウ名をファイル名として使える。時間とウィンドウ名を合わせたファイル名にするようなこともできる。

 てな感じで、キーを押せば自動でスクリーンショットのファイルが保存され、かつ、使いやすいファイル名を自動付加できるんですな。なので、「スクリーンショット取得がチト面倒」とか思っているなら、このソフトが便利に使えるかもしれない。

 このソフト、俺的には超便利に使えている。のだが、ウィンドウ名をファイル名に付加しようとした場合、ソフトによってはそれができないことがあるようだ。テキストエディタの「秀丸」がそう。まあそういう場合は別の方法でスクリーンショットを取ればいいだけではあるんですけどネ。

スクリーンショット取得ソフト「きゃぷつれ」の設定画面。ファイル形式や保存先、自動で付加されるファイル名を手軽に設定することができる。
ファイル名は連番やウィンドウ名や時間など、各要素を自由な順で組み合わせて自動付加させることができる。ので、後のファイル整理が容易だ。
スクニーンニョットってニャにかしら? 画面らしい。うかちゃんは画面は温かいから好き。ぼぼ、ぼくも少し好きです。ニャ。ニャ。みたいな。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。