みんなのケータイ

スマホ界の“新星”現る! 「nova lite」を購入

【HUAWEI nova lite】

「nova lite」を使えば、「格安スマホ」のイメージがガラリと変わる

 つい1~2年前に発売されていた低価格帯の「格安スマホ」と言えば、ディスプレイの解像度が低く、文字が潰れたり動作がカクカクし、使っていてもどかしさを感じるものが多かったように思います。しかし、今年2月24日に突如“新星”が現れました。その名は「nova lite」です(※関連記事)

 5.2インチのフルHDディスプレイで、Kirin655(2.1GHz×4/1.7GHz×4)のオクタコアCPUを搭載しており、RAMは3GB、バッテリーは3000mAh、指紋認証センサー搭載、最新のAndroid 7.0採用と、充実した内容です。MVNO専売の本機種は、事業者によって販売価格が異なります。筆者は、「gooSimseller」で期間・数量限定のキャンペーンを適用し、1万5984円(税込)で購入しました。

 「nova lite」が届いてまず最初に驚いたのは、外箱が特殊なことです。ハイエンドモデルからエントリーモデルまで、一般的なスマートフォンの外箱は上部に引き上げて取り出しますが、「nova lite」の外箱は、横に引き出すことで本体や付属品が出てきます。本体が横置きではなく、縦置きに入っていたのも印象的でした。

 同梱物は本体や保証書、クイックスタートガイドのほか、ACアダプタやmicroUSBケーブル、イヤホン、さらにはクリアケースまで付いている充実ぶりです。

内容物は、上にパカッと開けるのではなく、手前に引き出して取り出す
本体以外にもイヤホンや充電ケーブル、クリアケースも付いているのですぐに使える
SIMカードは2枚差し込めるが、同時待受には対応しない
最新の「Android 7.0」を搭載

 いざ本体を取り出してみると、1万円台のスマホとは思えない高級感が醸し出されていて、リアカメラの出っ張りもなく、非常にすっきりとしたデザインとなっています。

 また、使っていて一番驚いたのは、指紋認証がかなり早いことです。筆者は手に汗をかくことが多く、大手キャリアのハイエンドモデルに搭載された指紋認証センサーで反応しないことが度々あったのですが、「nova lite」は触れた途端にすぐ画面ロックが解除され、ホーム画面に遷移しました。試しに別の指で触りましたが、全くホーム画面にたどり着かなかったので、「nova lite」の指紋認証センサーは精度、感度ともに良いと思います。

指紋はすぐに登録できる

 2.5Dガラスを採用しているため、ガラスフィルムが浮いてしまったり、接続端子が最近普及しつつある「USB Type-C」ではなく、microUSBが採用されているのは少し残念ですが、基本性能や使いやすさは、同価格帯のSIMフリースマホのなかで群を抜くものがあり、正直「これが1万円台で良いのだろうか?」と思ってしまった次第です。

全面保護のガラスフィルムを貼付したが、全体的に端が浮いてしまう
接続端子はmicroUSB

 現在はサブスマホとして「nova lite」を活用していますが、メイン端末にするか検討するほどお気に入りの端末です。