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対応機種ユーザーは持っておきたい
「外部接続端子用イヤホンマイク01」
SH906iには平型コネクタのイヤホンマイクが3.5φステレオミニプラグのヘッドホンを利用するための『外部接続端子用イヤホン変換アダプタ(試供品)』が付属する。ケーブルが二段階になってしまうので、使いにくい
最近、発売されたNTTドコモの機種を見てみると、平型コネクタのイヤホンマイク端子が装備されていないものが増えている。ACアダプタなどを接続する外部接続端子に、イヤホンマイクの信号線が統合されたタイプが採用されている。
ボディのスリム化や部品点数の削減、ステレオミニプラグのヘッドホンをつなぎやすくするなど、いろいろな理由があるようだが、この統合タイプの外部接続端子には、従来からの平型コネクタのイヤホンマイクをそのまま接続することができない。ソフトバンク向けの東芝製端末も同様の統合化をしているが、あちらは平型コネクタのイヤホンマイクも接続できるのだが……。
そこで、SH906iなどでは『外部接続端子用イヤホン変換アダプタ(試供品)』がパッケージに同梱されており、平型コネクタのイヤホンマイクや3.5φのステレオヘッドホンを接続できるようにしている。もっともSH906iの場合、Bluetoothに対応しているので、BluetoothヘッドセットやSCMS-T対応のBluetoothマイク付きステレオイヤホンを利用した方が便利という見方もあるが……。
変換アダプタが同梱されているため、特に問題はないと考えそうだが、イヤホンマイクを頻繁に利用するユーザーにはあまりうれしくない仕様変更だ。たとえば、通話中に両手を使えるようにするため(キーボードを使うときなど)、イヤホンマイクに切り替えるときなどもいちいち2つのコネクタをつながなければならない。平型コネクタのイヤホンマイクと変換アダプタをつないだままにしておくのも手だが、何かの拍子で抜けてしまったり、他の端末でイヤホンマイクを使いたいとき(2台以上、持つ人に限られるけど……)などに困る。しかも始末の悪いことに、この『外部接続端子用イヤホン変換アダプタ(試供品)』がドコモショップでもなかなか入手できないのだ。もし、なくしたり、壊したりしたら困るので、ひとつ予備に買っておこうかとも考えたが、入手ができないのでは話が始まらない。
そんな中、ようやく販売が開始され、店頭で見かけるようになったのが『外部接続端子用イヤホンマイク01』だ。写真を見てもわかるように、直接、外部接続端子に接続できるタイプのイヤホンマイク端子だ。つまり、変換アダプタなどをつながなくてもこれ1本でイヤホンマイクとして利用できるわけだ。これなら、常に持ち歩くこともできるし、途中で抜けてしまう心配もない。
ケーブル長は1.2mで、途中にマイクとスイッチが内蔵された部分があり、シャツなどに留めるためのクリップも付けられている。音声通話ができるのは言うまでもないが、ワンセグの音声もそのまま聞くことができる(片耳だけどね)。
イヤホンマイク統合タイプの外部接続端子はSH906iのほか、N906iμやN706ie、P706ie、P706iμ、SH706i、SH706iwなど、少しずつ対応端末も増えてきている。もしかすると、今後、NTTドコモの端末では主流になるのかもしれないが、もし、対応機種を持っているのなら、買っておいて損はなさそうだ。
NTTドコモ『外部接続端子用イヤホンマイク01』。ドコモショップや家電量販店などで販売中
SH906iなどで採用されているイヤホンマイク統合タイプの外部接続端子に接続できる。形状は平型コネクタに似ているが、幅が異なる
ケーブルの途中にマイク部があり、スイッチが装備されている。スイッチを長押しすると、端末側で設定しておいた特定のメモリダイヤルに発信できる。終話のときも長押し
同じSH906iに装着してみた。ケーブルが一本になって、スッキリした
製品名
発売元・
購入価格
購入場所
イヤホンマイク01
NTTドコモ
1050円
ヨドバシカメラ
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URL
NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/
(法林岳之)
2008/11/12 10:57
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