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壁面に痕をつけない、日の丸デザインの秀作「ニンジャピン」
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一見しただけでは普通の押しピンと区別はつかない
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筆者は自宅マンションの壁面に図版や写真、ポスター等を貼り付けることが多い。どうしても普通の押しピンを使用すると、取り外したポスター等の下にたくさんの押しピンの丸い穴跡が残ってしまう。比較的強度の弱い白い石膏ボードなら、簡単な補修材や、時には細くよったティッシュペーパーなどを上手く押し込めば跡形は何とか隠れるモノだが、それもなかなか面倒だ。
そんな不便や面倒をほぼ解決してくれる優れモノの「画鋲」(押しピン)が「ニンジャピン」だ。ニンジャピンの最大の特徴は、ピン先の断面の形状なのだ。ごく普通の押しピンの断面は丸い形状をしており、金属のピン先はほぼ円錐形をしている。そのため、石膏ボードなどの壁面にピンを押し込むイメージは、柔らかい石膏ボード素材を大きく均等に押し広げるように丸い鉄棒が刺さっていく感覚だ。
ニンジャピンは、そのピン先の断面が「<」の形状をしており、感覚的にはガーデニング等で使用する「スコップ」の断面イメージを想像すればおおむね正しいはずだ。木槌で地面に穴をあけた時と、鋭角なスコップを地面に突き立てた時の穴の大きさや形状のイメージを想像していただければ、その違いは明らかだろう。実際に筆者は、自室の石膏ボードの壁面にニンジャピンとごく普通の押しピンで写真を固定して、1時間後に写真を取り外してそのピン穴を比較したが、その大きな違いに驚いた。理屈から考えても当たり前なのだが、実際にその痕跡の差を見てみるとニンジャピンの価値がわかりやすい。
予想通り大きく丸く開いた普通の押しピンの穴(下)と、90度の角度で開いたL字型の断面のニンジャピンの穴(上)を比較していただくと、その違いは歴然だ。ごく普通の押しピンの跡は、ティッシュペーパーなどを細くして詰め込んでごまかすしかないが、ニンジャピンの跡は親指の爪先などで、石膏ボードの周囲を押し込むだけで穴の存在さえわからなくなるくらいの小さな傷だけだ。
「ニンジャピン」は、写真やポスター等で室内のデコレーションには凝りたいが、壁面の穴跡は我慢できないタイプの人や、賃貸に入っていて目立つピン穴等が許可されないか、退去時に修復が求められる場合などに最適だ。1個あたり50~80円強と単価は高いが、十二分に効果の期待できる新世代の押しピン「本日の一ピン」だ。
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よく目を近づけてみると、ピンの断面の違いは明白だ
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実際の石膏ボードのピン穴はこれほど違う。ごく普通の押しピンの穴(写真・下)とニンジャピンの穴(写真・上)。ンジャピンの壁面の跡形はL字型であるのがよくわかる
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商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
ニンジャピン |
420円(5本)、840円(15本) |
アッシュコンセプト(Webショップ) |
■ URL
「ニンジャピン」製品情報
http://www.plus-d.com/ninjapin/index.html
「ニンジャピン」通販ページ
http://shop.h-concept.jp/shop/A119/QxD461VwC/syoinfo/60
(ゼロ・ハリ)
2006/12/11 11:04
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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