ケータイWatch　本日の一品

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最後の最後まで使いつくせ！　「チューブしぼりき」

チューブしぼりき

唇のような形をしたスタンドとスティック（回転軸）

　筆者自らが「なんつ～か、小市民だなぁ～」と思う瞬間をあげてみるとこんな感じだ。
　
　薄っぺらく小さくなった石鹸をなんとか最後まで使いきろうと、新しい石鹸に合体させたとき。もしくはお風呂でボディタオルに無理やり「塗りこめた」とき（笑）。逆さまにしても出にくくなったシャンプーに水を加え、適度に混ぜて頭にかけたとき。シャンプーだと思って出したらリンスだったため、あああああもったいない!!　ともう一度吸い込ませようと四苦八苦しているとき。

　とまぁ枚挙にいとまがないが、セコいと言われようとなんと言われようとそれでいいと思っている。最後まで使い切ることは立派なことなのだ!!

　そんな小市民的行為の中の1つに歯磨き粉や洗顔フォームに代表される絞り出し作業がある。たっぷりあるうちはチューブの腹を軽く押すだけでことたりるが、ほとんどなくなってきたときが根性の見せどころ。時には歯ブラシの柄を使って下のほうから少しずつ中身を押し上げ、口の部分を力いっぱい押して、なんとか1回分をひねりだそうとがんばるわけだ。1回分を確保できたときにはそれなりの充実感と達成感があるが、同時に疲労感もなきしにもあらず。どうせなら最初から最後までスマートにことが運んでくれることを望む。

　そんな美しき小市民の味方がこの「チューブしぼりき」だろう。唇のような形をしたスタンドとスティック（回転軸）だけというシンプルな構造。軸には切れ目が入っており、ここにチューブのお尻をはさむ。そのままスティックをスタンドに戻し、後はゼンマイの要領でスティックを回転させるだけ。するとチューブが巻きついて、その圧力で中身が上に押し上げられていく構造だ。途中でもスタンドがあるのでチューブのしっぽがエビぞることもない。巻き取れないところまできたら、スティックだけを使って最後まであきらめずに頑張ろう!!

　……と応援されるほどのものでもないだろうが、やっぱり物は大切にしたい筆者なのであった。


軸の切れ目にチューブのお尻をはさむ	そのままスティックをスタンドに戻し、後はゼンマイの要領でスティックを回転させるだけ


巻いている最中にスタンドの下からのぞいてみた。うん、しっかり巻けてます	スティックだけ使って最後まで巻き取ることもできる!!

品名	発売元	購入価格	購入場所
チューブしぼりき	松野工業	100円	100YEN SHOP meets

（すずまり）
2003/06/02 13:06

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