特別企画

動画もテザリングもめいっぱい使うなら「SIMフリー」!

ファーウェイのSIMフリータブレット「MediaPad M2 8.0」で動画・音楽を満喫!

タブレットで楽しみたいものといえば、やはり動画、音楽といったエンタメコンテンツだろう。今年に入り、「Netflix」や「Amazonプライム・ビデオ」、「AWA」や「LINEミュージック」といった月額課金で見放題・聴き放題のサービスが次々と登場し、エンタメコンテンツの選択肢はますます広がっている。

ファーウェイの8インチSIMフリータブレット「MediaPad M2 8.0」は、“タブレットでエンタメを満喫したい”という要望に応える端末だ。同端末のキャッチコピーは“音の魔術師”。高精細な大画面で映像を楽しめるのはもちろん、臨場感のあるサウンドまで満喫できるというわけだ。

そこで今回は、動画・音楽というAV機能にフォーカスを当て、MediaPad M2 8.0の魅力を紹介していきたい。

ファーウェイの8インチSIMフリータブレット「MediaPad M2 8.0(シルバー)」

コストパフォーマンスに優れたSIMフリーの8インチタブレット

タブレットの魅力を端的にいえば、スマートフォンよりも大画面で、パソコンよりも手軽かつ携帯性に優れているということだ。とはいえ、日頃から持ち歩いて使うには、普段の持ち物にタブレット1台を追加することになり、その分、荷物は重くなる。それを上回るメリットがあるかどうかが、タブレットを持ち歩いて使いこなせるかの分かれ目になるだろう。そういった視点から、まずはMediaPad M2 8.0のスペックを眺めてみよう。

MediaPad M2 8.0は、8インチディスプレイを搭載したLTE対応のSIMフリータブレット。メモリが2GBでストレージが16GBのシルバーと、メモリが3GBでストレージが32GBのゴールドの2種類が用意されている。価格は、シルバーが39,800円(税抜)で、ゴールドが44,800円(税抜)だ。SIMフリー版は、MVNOが提供する“格安SIM”も利用でき、安価で運用が可能だ。ちなみに、メモリが3GBでストレージが32GBのWi-Fi版も存在する(カラーはゴールドのみ)。こちらの価格は32,800円(税抜)とさらに手頃だ。

本記事ではLTE版(シルバー)を紹介していくが、まず具体的なスペックとしては、ディスプレイは約8インチで、フルHDよりもわずかに広い1920×1200ドット(WUXGA)のIPS液晶を搭載。CPUはオクタコアのHisilicon Kirin 930(2GHz×4+1.5GHz×4、64bit)。OSにはAndroid 5.1を採用している。

最大128GBのmicroSDカードに対応するほか、4800mAhの大容量バッテリーを搭載。LTEの通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbps。Wi-Fiは802.11a/b/g/n/acに対応する。カメラ機能は、メインカメラが800万画素、インカメラが200万画素。大きさは約124×214.8×7.8mm、重さは約330g。

8インチというちょうど良い大きさのタブレットで、大画面ながら片手持ちも可能。電車内など両手で持つことができない状況でも、片手で手軽に持って画面を眺められるだろう。また、厚さは約7.8mmと薄型のため、かばんに忍ばせておいても、かさばることはなさそうだ。約330gという重さも、缶ジュース1本分以下と考えれば、あまり気にならないはずだ。

カメラ機能は最近のスマートフォンなどと比べるとやや物足りないが、スマートフォンに加えて持つ2台目の端末であることを踏まえれば十分な性能といえる。通信機能では、LTEに加えて、Wi-Fiの802.11acにも対応するため、外出先でも屋内でも軽快に高速通信を利用可能だ。

MediaPad M2 8.0(シルバー)の前面

MediaPad M2 8.0(シルバー)の背面

背面のメインカメラは800万画素。前面には200万画素のインカメラを搭載する

片手で持つ場合、背面を鷲づかみにすることもできるが、このような持ち方が基本になるだろう

横画面でも片手でしっかり持って固定できる

8インチ高精細ディスプレイで迫力ある映像を満喫

それでは、MediaPad M2 8.0の肝心のAV機能についてチェックしていこう。

動画の視聴体験を大きく左右するのが、画面サイズと解像度だ。MediaPad M2 8.0のディスプレイは8インチ。スマートフォンでは5インチ前後が主流となっているが、実際に動画をスマートフォンと見比べてみると、体感としては倍以上の迫力の違いがある。MediaPad M2 8.0で動画を見てから、スマートフォンで動画を見てみると、かなり物足りなく感じられるはずだ。

また、解像度については、MediaPad M2 8.0は1920×1200ドット(WUXGA)となっており、フルHDの動画もそのままのサイズで視聴可能だ。フルHD動画を再生すると、大画面の迫力に精細さが加わり、映像に引き込まれるかのようだ。さらに、MediaPad M2 8.0は独自の色調整技術「Color Plus」を搭載している。動画や画像の彩度が自動で強化され、より美しく、鮮やかな色で楽しめる。

ここで、あらためて画面サイズについて考えてみると、8インチというのは、片手で持てるギリギリの大きさだといえる。これ以上大きくなると、片手で持って動画を長時間見るというのはかなりつらい。その点、MediaPad M2 8.0であれば、寝転がりながら片手で持って動画を見るなど、より自由なスタイルで楽しめそうだ。

また、MediaPad M2 8.0は、動画視聴時にも便利な「Split Screen」機能を搭載している。8インチの大画面を活かして、画面を2分割し、対応するアプリを2つ同時に表示できるというもので、たとえば、YouTubeを視聴しながら、ChromeでWebサイトを閲覧するといったことが可能だ。

もちろん、MediaPad M2 8.0はLTEにも対応しているため、キャリアやMVNOのSIMカードを装着すれば、外出先でもデータ通信を使って、動画配信サービスなどを視聴することができる。Wi-Fiスポットを探して街中を歩きまわることなく、電車内やカフェなどで自分の見たいときにいつでも動画を楽しめるのは、LTE対応タブレットならではの魅力だろう。

さらに、屋外での視認性を良くする「Sun View」モードも搭載している。周囲の明るさに合わせて、画面のコントラストと輝度が自動調整され、日差しが強い場所でも最適な画面設定で動画を視聴することができる。

家でじっくり映画を楽しみたい、移動時間に少しずつドラマ視聴を進めたいなど、動画の視聴スタイルは様々だ。しかし、MediaPad M2 8.0であれば、自分に合ったスタイルで、場所や環境を気にすることなく、動画視聴を満喫することができるだろう。

MediaPad M2 8.0(シルバー)(左)と、同じくファーウェイ製の5インチスマホ「P8lite」との比較

8インチの大画面で迫力のある映像を楽しめる

「Split Screen」機能を利用すれば、動画を見ながらWeb閲覧もできる

端末側面にSIMスロットを備えており、microSIMサイズのSIMカードに対応

APN設定画面には、主要MVNOのAPNがあらかじめ登録されている

LTE対応のため屋外でも動画を楽しめ、さらに「Sun View」モードにより視認性も良好だ

デュアルスピーカーやClari-Fi対応など、“音”へのこわだり

より良い視聴体験を提供するために、MediaPad M2 8.0がディスプレイと並んでこだわっているのが“音”だ。MediaPad M2 8.0では、両サイドに高性能ステレオデュアルスピーカーを搭載。横画面で動画を視聴する際には、左右にスピーカーが配置される格好になり、臨場感あふれるサウンドを楽しめるというわけだ。

また、このスピーカーのチューニングを担当したのは、米ハーマン社の世界的オーディオブランドであるハーマンカードン。端末背面の下部には、ハーマンカードンのロゴが刻印されている。さらに、スピーカーには、音を増幅し、歪みを減少させるファーウェイ独自の「Smart PA」システムも搭載し、厚みのある重低音も実現している。

MediaPad M2 8.0の“音”へのこわだりは、もちろん音楽を楽しむときにも有効だ。標準の音楽プレイヤーは、ファーウェイ独自のサラウンドテクノロジー「SWS2.0」を搭載。音楽再生時にSWSをオンにすると、180°に広がるサラウンド効果により音響空間をつくりだし、包み込まれるような臨場感で楽曲を楽しめる。

また、ヘッドホンやイヤホンで音楽を聴くときに威力を発揮するのが、ハーマン社の圧縮音源復元技術「Clari-Fi」だ。MP3などの圧縮音源において、圧縮の過程で失われた音楽データを自動的に補完。CDクオリティーの音質で楽曲を聴くことができる。なお、Clari-Fiによる補完は、音楽プレイヤーだけでなく、インターネットラジオアプリや音楽ストリーミングサービスでも利用可能。常にクリアーなサウンドを楽しめるのが魅力だ。

通常、スマートフォンやタブレットを使って部屋で音楽を流したいときには、Bluetooth®スピーカーなどを利用しなければ迫力に欠ける。しかし、デュアルスピーカーを搭載し、さまざまなテクノロジーに対応したMediaPad M2 8.0であれば、これ1台でラジカセのように音楽を流して、迫力のあるサウンドを満喫できるだろう。

端末の頭頂部と底部にデュアルスピーカーを搭載

横画面で端末を置くと、左右にスピーカーが配置される格好になる

標準音楽プレイヤーで画面左上の「SWS」をオンにすると、180°のサラウンド効果が有効化される

圧縮音源復元技術の「Clari-Fi」は、インターネットラジオアプリなどでも利用可能

テザリング機能でモバイルルーター代わりにでき、音声通話にも対応

これまでAV機能を中心に、MediaPad M2 8.0の魅力を見てきたが、もちろん、それ以外の機能も充実している。まず、LTE対応のタブレットとして、ぜひ活用したいのがテザリング機能だ。MediaPad M2 8.0は、Wi-Fiテザリングのほか、USB、Bluetooth®でのテザリングにも対応し、最大8台の機器を同時接続可能。

前述の通り、MediaPad M2 8.0はSIMフリーのため、大容量の格安SIMと組み合わせれば、安価な運用コストでモバイルルーター代わりに活用することができる。また、スマートフォンでテザリング機能を利用する際に、気になるのが電池残量だ。しかし、MediaPad M2 8.0は4800mAhという大容量バッテリーを搭載しており、電池残量を気にすることなくテザリングを利用可能だ。とりわけ、バッテリー消費の少ないBluetooth®テザリングであれば、1日中テザリングをオンにしていても、電池を使い切ってしまう心配はないだろう。

また、MediaPad M2 8.0は、タブレットながら実は音声通話も利用可能だ。スマートフォンではないため、端末を耳にあてて通話することはできないが、スピーカーフォンやBluetooth®ヘッドセットなどを使えば、難なく通話することができる。

当然ながら音声通話対応のSIMカードが必要となるが、たとえば、休日に外出する際に、スマートフォンからSIMカードを差し替えて、これ1台だけを持って身軽に出かけるいった使い方もできるだろう。また、万が一、外出先でスマートフォンの電池が切れてしまったときでも、MediaPad M2 8.0にSIMカードを差し替えれば、着信を取り逃がす心配もなくなるはずだ。

このほか、プリインストールアプリとしては、キングソフトのオフィスアプリ「WPS Office」を搭載している。Microsoft OfficeのWord/Excel/Power Pointと高い互換性のあるオフィスアプリとなっており、受信したメールに添付された文書ファイルの閲覧・編集もできるため、ビジネスにも存分活用できそうだ。

Wi-Fi/USB/Bluetooth®の3種類のテザリングを利用可能

音声通話対応SIMを装着すれば、通話も利用できる

MS Officeと互換性のあるオフィスアプリ「WPS Office」をプリインストール

場所に関係なく、手軽にエンタメを満喫できるのが魅力

ファーウェイのMediaPad M2 8.0は、外出先や屋内といった場所に関係なく、動画や音楽を手軽に楽しみたい人にうってつけのタブレットだ。高精細な大画面で迫力ある映像を楽しめ、サウンドにもこだわっているのが最大の特徴。さらにLTEに対応し、格安SIMで運用できるほか、片手持ちが可能な8インチというサイズ感によって、持ち歩きやすい端末に仕上がっている。

普段の荷物にこの1台を加えることで、持ち歩くわずかな労力というデメリットを大幅に上回って、動画や音楽を存分に満喫できるはずだ。オクタコアCPU搭載かつLTE対応で税抜4万円以下というコストパフォーマンスを踏まえると、エンターテイメントに最適なタブレットでMediaPad M2 8.0に匹敵する端末を見つけるのは難しいのではないだろうか。ぜひ店頭などで実機に触れ、その魅力を確認してみてほしい。

(Reporetd by 鈴木 友博)